堕ちた海軍大将【トラファルガー・ロー】 (ページ37)

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第35話　ローside ページ37

＿＿＿ブーー!!

　おいおい、何律儀にブザー鳴らしてんだ?
　扉の向こうで騒がしい奴らだ。G-5…

＿＿＿プシュ…ガコッ…!

ロー「俺の別荘に…何の用だ。白猟屋……」

「「ぎゃああああ!!!」」

「トラファルガー・ロー～～～～～～!!!!」

「"七武海"が何故こんな所にィ～～～!!!」

「帰ろうぜスモーカーさんっ!!! コイツとは関わり合いになりたくねェ!!」

「コイツは"七武海"になる為に海賊の心臓100個。本部に届けた狂気の男だ!! 気味が悪ィ!!」

　気味が悪い? 褒め言葉として受け取るぞ←
　さて、海軍様が来るなんてな…どうするか

ｽﾓｰｶｰ「ここは政府関係者も全て「立入禁止」の島だ…ロー」

ロー「じゃあ……!! お前らもだな」

ｽﾓｰｶｰ「……おい、たしぎ!」

たしぎ「あ、はい!」

ロー「?」

　女海兵は盗聴用の黒電伝虫を取り出し録音したものを再生する

『ザ…＿＿しもし、俺はルフィ!! 海賊王になる男だ!!!』

『早いし喋りすぎだァ…ザザ』

『助けてくれェーーーー!!!』

『あァ…寒い…ボスですか…!?』

『いやボスじゃ…ザザザ～～～!!』

『仲間達が…次々に斬られてく…! サムライに殺されるーーーー!!! ハァ…』

『ザザーー!! ザッザッ…そこどこだ!!?』

『誰でもいいから助けて…ここはザザ…「パンクハザード」!!!』

『どけ…』

　! Aの声か…
　って事は近くまで来ているのか?

『ザ…嘘言ってんじゃねェ…"本当の島"の名前を言…! パンクハザードなわｋ…ザザザーー』

『ギャァアアア!!! ブツッ』

たしぎ「島の名前…"寒い"という気候…声の主はこの島から信号を送った事で間違いないのでは?」

ｽﾓｰｶｰ「"麦わらのルフィ"は知ってるな? 2年前のシャボンディで起きた、天竜人ロズワード家の一軒で、お前と"キッド" "麦わら"は共闘している。
　更には頂上戦争では"赤犬"に追われる麦わらをお前は逃がした……!!」

ロー「……用件は何だ。緊急信号の捏造はお前ら海軍の十八番だろう」

ｽﾓｰｶｰ「残念ながらこの通信はウチで作った罠じゃない」

ロー「どうだかな…俺も知らねェ話は終わりだ」

ｽﾓｰｶｰ「つまらん問答はさせるな。研究所の中を見せろ」

ロー「＿＿今は俺の別荘だ。……断る」

　今、調べられたら…
　今までの準備が全てパーだ…!