堕ちた海軍大将【トラファルガー・ロー】 (ページ36)

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第34話ページ36

やぁ、画面前の紳士淑女の諸君。私は、モンキー・D・A
　この小説の主人公である。現在進行形でローと交際している

　さて、何故こんなことを言っているかと言えば「何者かによって睡眠ガスを撃ち込まれ眠ってしまう」という失態を起こしてしまったのだ
　そして、ヒロインとかによくある"誘拐"にあってしまったのだ、笑えねェーｗｗ←

　"誘拐"そこまではいい。そう、別にいいんだ←
　ここからが問題である

　よくもまァ、ご丁寧に足と手には海楼石の錠がかけてありホルマリン容器?を巨大化した物に薬漬けにされているのが現状だ。気を利かしてか酸素マスクをつけてくれている、ヤッサシイー←

A「……(とりあえず…)」

　足首と手首から下を水に変えて海楼石の錠を外す。2年でこれくらいなら出来るようになった
　コンコンとガラスを叩くとなんとなくで壊せそうな感じの音がする

　グッと拳を握って、武装色の覇気を纏わせる
　思いっきりガラスを叩くと割れる音と共に薬が流れ出す

A「っはァ…!! …声が動いているのはアッチか。ナミ達か?」

　見聞色の覇気で気配をたどりながら走り出す
　もちろん、能力で"蜃気楼"を作り出して

～☆～

　もう人気が無くなったところで能力を解除
　気配を頼りに走っていくと角を曲がった瞬間ナミ達と鉢合わせ。そのまま一緒に走っていく

ナミ「あ、A!! よかった、無事だったのね!」

A「や、分からん。もしかしたらこれからかもしれん。…つーか、何なんだ? このデカいガキ共は!」

ナミ「「助けて」って言われたの!!」

A「助けて…?」

　後ろを見るとどこかで見た事のある顔が何人かあった

　…! そうだ、G-5の基地のある島の居なくなった子供だ
　海兵時代も辞めてからの半年間もなんとなくで探し続けたが何処にもいなかった
　この島は誰もが立ち入り禁止で調べる必要はないとタカをくくっていたんだが…

A「マジかよ!」

ナミ「え!? 何が!!」

A「なんでもない!」