堕ちた海軍大将【トラファルガー・ロー】 (ページ4)

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第3話ページ4

ナミ「ねェ君たち!ここ、なんて島?」

子「…ハンドアイランド」

ナミ「ハンド…アイランド?」

「「海賊が落ちてきた―!!」」

～☆～

　子供に話を聞いていたナミが戻ってきた
　ナミの口からは「ハンドアイランド」の単語が出てきた

A「…本当にそう、言ったのか?」

ナミ「うん」

A「…(…なるほどね)」

サンジ「とっておきの皿が台無しだ」

ﾁｮｯﾊﾟｰ「こっちは被害なし!薬が心細くなってきてるけど」

ナミ「補給は必要ね。街を探しましょ」

A「ん、そうだな」

　フランキーを残した全員で島に降りた
　森を進めば進むほど見覚えのある風景に変わっていく

　森を抜け、商店街に出た

「アンタたち、さっき落ちてきた海賊かい?」

ルフィ「あァ、そうだ」

「また大砲かと思って肝を冷やしたぜ」

「まァゆっくりしていきなよ。この島には良い物がいっぱいあるからよ」

「いっぱいはないじゃろ」

「探せばまだあるさ」

ブルック「歓迎されてるんでしょうか…」

A「……さァな」

　そんな事はどうでもいい
　今、疼くのはここで受けた銃弾の傷
　ジワジワくるぜ…ビリッジよ……

ナミ「さっ。各自で必要な物を集める事!一時解散!」

～☆～

　商店街を抜け、細い路地を左へ入って突き抜けると浜辺についた
　1年前までは何もない、平穏な砂浜だったが今は数発の砲弾の球が地面を抉るようにあった

A「こんなもん…1年前までは……」

　砲弾の撃ち込まれたと思われる方を向くと、銃口がこちらを向いている砲台が海軍基地に確認された

　何が威嚇用のレプリカだ…本物な上に海兵がやっちゃいけねェ事やってんじゃねェか…!

A「行こう。トーヤ!」

　元の大きさに戻ったトーヤの背に乗って能力で"蜃気楼"を作り出す
　周りの景色と一体化したところで海軍基地へと向かった

　今日は週の始め。確か補給艦が来る日だ
　屋上に見張りはなし。屋上から入ることにした私は降りてトーヤを肩に乗せ海軍基地内へ侵入した