第26話 ページ28
A「列成す卒塔婆の群れが歌う 「ソコ行ク御嬢サン踊リマショ」 ♪足元密かに咲いた花は しかめっ面しては愚痴ってる♪」
サンジ「!お、来たみたいだぜ」
ゾロ「おー、またえれェおまけを引き連れて」
サンジ「結局騒ぎになるんだ」
夕方、ナミたちの帰りを待っているとゾロゾロと海兵も引き連れて走ってきた
ルフィが何も言わずに前へ出た
ゾロ「Zの居る所聞くんだからな! 何人か残しとけよ!」
全員がルフィの後ろに下がったところで覇王色の覇気を発動させてほぼ全滅
残ったのは大佐だけ
ルフィ「おい、Zは今 何処にいる」
「……島の反対側の砂丘にて、わが軍の追撃を受けているハズだ」
〜☆〜
＿＿＿ドォン!!
突如、火山が噴火
エンドポイントの破壊だろう
A「…お前ら海列車まで走れ。私は待ちの奥に居る住民の避難に手を貸してくる」
ロビン「気を付けてね」
A「あァ、ルフィ達が帰って来るまで海列車止めとけよ。行くぞ、トーヤ」
くそっ、スカートはやはり動きにくい
トーヤの背に乗って街を上空から見渡す
殆どの住民は避難が出来ている。残っている人影も特にない
A「…(余計な心配だったか)」
時々、飛んでくる火山弾をよけながら飛行を続けると街の一角に3人の人影を確認する
A「まずい…!」
運悪く火山弾が3人に向かっていた
この距離じゃ間に合わないかもしれない。と思った矢先、クザンさんが現れた
クザン「お嬢さん達、海列車まで気を付けて行きなさいよ」
A「クザンさん!!」
クザン「Aちゃんかァ。ここは危ない、早く海列車に」
A「ルフィ達がまだなんだよ」
クザン「あらら…それじゃあ、火砕流止めるの手伝ってくれるか?」
A「らじゃ」
トーヤにクザンさんを乗せて海列車に近づいていく火砕流を止めて行く
少しでも長い時間逃げる道ができるように
A「フリーズ!」
クザン「"氷河時代"」
A「〜;暑い」
クザン「本当、溶けそうだよ」
A「汗が止まんねェや; !クザンさん、あれ」
クザン「んー? おいおい、何走って逃げようとしてんの。ちょっとAちゃん、あそこでおろしてくれる?」
A「はい」
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