堕ちた海軍大将【トラファルガー・ロー】 (ページ20)

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第18話ページ20

適当に入った店はアタリのようでハズレ
　さっきから後ろに男が2人立ってやたらと私に話しかけてくる

　サンジがずっとガン飛ばしているが効果は無し
　そろそろ私も限界だ

「なァ、俺達と遊ぼうぜ?こんな奴らとつるんでないでさァ」

A「! 触るな」

　さりげなく肩を抱こうとする腕を振り払った

A「…不愉快だ。店を変えるぞ」

サンジ「ハァーイ! ケッ」

ゾロ「中指立ててないで行くぞ、クソコック」

ブルック「待ってくださーい」

ルフィ「まふぇお!(待てよ!)」

　机に立てかけていた刀を持って、さっさっと店を出た

～☆～

A「まったく、不愉快にもほどがある」

サンジ「そーだよねェ!!」

A「ﾊｧ…風呂に入って来る」

ブルック「風呂!!?」

A「そこの温泉だ」

　クイッと親指で温泉場を指さす
　私はそのまま歩いて向かった

　ルフィ達も後ろからついてきた

A「30分後、ここでな」

「「おう／はーい」」

　露天風呂があると聞いたのでそこに入ろうと思う
　脱衣場で服を脱ぎ、タオルを巻いて髪を団子にする

　ガラッと露天風呂のドアを開けると、ルフィ達もそこに居た
　どうやら混浴のようだ

サンジ「ぶっふぉ!!う、美しい…!」

ブルック「まァ、綺麗なお肌ですねェ…!!もう食べちゃいたい!」

ゾロ「テメェ等鼻血しまえ」

サンジ／ブルック「ありがとうございます。ごちそうさまです」

A「キモイ」

　2人をバッサリ切り捨てて湯船につかる
　海水の温泉らしい、少し力が抜ける感じがする

ブルック「あ、そういえばずっと気になっていたんですけど」

A「んだよ」

ブルック「Aさん、常に左手薬指に指輪をしてますよね? 誰が婚約者なんですか?」

サンジ「!!」←女好きな人

ゾロ「…」←Aさんに少しばかりの好意を抱いてる人

ルフィ「?」←無関心

A「誰だっていいだろ」

ブルック「そうですか。では、今まで何人の方とお付き合いされたんですか?あ、今の方も含めて」

A「何故、そんなに知りたがる。…まァいい、2人だ」

ブルック「え?」

A「2人だと言っている」

サンジ「え、意外……」