第8話 ローsaid ページ8
「備品の補充は」
「順調です」
「そうか。後で医薬品と医療器具の確認をする」
「アイアイ。リスト作っておきます」
潜水艦で航海していく上で、食品や医薬品の備蓄は重要だ。浮上しないと入手できないような物は特に。昨日の
「麻酔が心許ないな。包帯も余分に買っとけ」
「消毒とかは、どうします？」
「あっても困らねえモンは揃えとけ。金なら奪えばいい」
リストにチェックを入れ、購入するものを指示する。
その後、自室に戻ったがすることもなく。一人で島をうろつくことにした。
＊
目に留まる商店で物色をしていると、昨日 見たような人影が見えた。気づかれないよう、顔を確認すると昨日の女海兵。
「(チッ…。昨日の今日で、見回りか？)」
だが、このまま駐屯地へ向かうにだとすれば…。場所を特定して、乗り込み潰すこともできる。それに、そこを避けることもできる。
「(後を付けてみるか…)」
気づかれたらそこまでだ。
＊
どんどん人通りの少ない方へ進み、木陰の錆びれたベンチに腰掛けた。
どうやら駐屯地へ行くのではなかったようだ。
「(追いかけ損か)」
そう思ったが、ここで殺しておいても損はない。
「“ROOM” “シャンブルズ”」
幸い、俺には気づいていないようだった。
能力で目の前に移動し、刀を抜こうとした時___。
「ああ…、すみません…。ここ、座ります、か……」
目があった。
「トラ…、ファルガー…！」
酷く体調が悪そうだった。顔色は悪く、冷や汗もかいている。
今にも倒れそうなソイツは、俺を睨んでくる。
腹部を押さえながら立ち上がった瞬間、倒れ込んだ。
「！ おい」
軽く頬を叩き、呼びかけるが応答はない。
このまま放っておいてもいいが、目の前で倒れられて___ましてや、体調が悪いことは明白。
「(恩でも売っときゃ、いつか見逃してもらえるかもな)」
念の為、もう一度 意識の確認をしてから抱き上げ、船へと連れていった。
船員たちからは、文句の嵐。
「なら聞くが。お前らは目の前で、いかにも体調が悪そうな女が居て、倒れたら放っていくんだな？」
「「うぐぐ…」l
「黙って俺に従え。おい、イッカク、手伝え」
「アイアイ、キャプテン！」
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こめっと(プロフ) - すみません、仕事忙しくて全然更新できてません。落ち着いたらまたちまちまやります… (2023年3月24日 22時) (
レス) id: 10f010dabd (このIDを非表示/違反報告)
こめっと(プロフ) - ルカさん» こんばんは。パスワードとは、こちらのリメイク前の作品のものになりますか？ (2022年11月30日 22時) (レス) id: 10f010dabd (このIDを非表示/違反報告)
ルカ(プロフ) - R-18のパスワードがわかりません，どうしたらいいですか? (2022年11月30日 6時) (レス) @page23 id: a671b722f5 (このIDを非表示/違反報告)
こめっと(プロフ) - やこさん» こんばんは！♡とか濁点とかいっぱい使っちゃっていいですか？？？？(息荒げ (2022年11月27日 22時) (レス) id: 10f010dabd (このIDを非表示/違反報告)
やこ(プロフ) - 好きです。こんばんは！ｴｯｯｯｯｯｯｯｯﾛｲの待ってます((( (2022年11月27日 0時) (レス) @page23 id: b158067adc (このIDを非表示/違反報告)
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