第6話 ページ6
「ボルサリーノさん、これ以上捕まえられても乗りませんよ〜」
「ええ〜」
「新しい軍艦を回してもらわないと…。それに、被害とかの報告もしないといけませんし、一旦 帰りましょう？」
“冥王“に邪魔をされた上に、海賊を逃し邪魔者にも逃げられ不機嫌な大将さん。次から次へと海賊を捕まえては、軍艦へ乗せてはいたが、流石にこれ以上は乗らない。
帰ることを提案すると、渋々といった表情でそれを了承してくれた。
「(私だって逃げられてるのに…)」
＊
「___以上が報告となります。ボルサリーノさんが捕まえた海賊たちは、順次インペルダウンへ移送します」
「そうか、ご苦労」
「書類については、取りまとめて提出します」
一礼し部屋を出ようと扉を開けると、目の前に祖父が立っていた。
ニカッと笑って、煎餅を掲げ
「おう、センゴク！ なんじゃ、Aもおったんか」
「おじいちゃん……」
「ガープ……」
「茶にするぞ！」
良くも悪くも、我が身内ながら自由だ。
呆れたようなため息の後、「そうだな、休憩にしよう」と彼は言った。私は給湯室で茶を淹れると伝え、離席する。
＊
「(手配書の廃棄リストは、これでよし…)」
しばしのお茶会を終え、自室に戻る。
トーヤもきちんと獣医に診てもらい、今はベッドで寝ている。その寝顔を時折覗き、デスクワークを進めていった。
階級が上がれば、必然と仕事も増え、部下も増える。彼らの作成した日報や報告書、申請書など添削、受理をしていると日が傾きかけていた。
「(もうこんな時間か…。明日は非番だし、シャボンディ諸島に買い物でも行こうかな…)l
グーッと伸びをすると、関節がパキパキと鳴る。肩が凝ったな、と首を回せば、また音が鳴る。後日に回せそうな仕事を残し、今日の業務は終わりとした。
トーヤに小さくなってもらい、肩に乗せて自宅へ帰る。祖父とは別で部屋を借り、一人暮らしの部屋。そこそこ広いため、少し寂しい。
「明日、お買い物行ってくるね。怪我してるし、留守番してて」
優しく撫でながら、そう言うと気持ちよさそうに目を細めた。それが、堪らなく可愛い。
「ご飯しようね」
今日も1日が終わった。
____________________________________
何故か更新するたびにお話が消える…
Twitter始めました。ネタやイラスト載せていきます。
@W97yL
Twitterリンク貼り付けに関する規約について、調べたのですが明記が見つけられず…
問題あれば削除いたします。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 139人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ONEPIECE」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
こめっと(プロフ) - すみません、仕事忙しくて全然更新できてません。落ち着いたらまたちまちまやります… (2023年3月24日 22時) (
レス) id: 10f010dabd (このIDを非表示/違反報告)
こめっと(プロフ) - ルカさん» こんばんは。パスワードとは、こちらのリメイク前の作品のものになりますか？ (2022年11月30日 22時) (レス) id: 10f010dabd (このIDを非表示/違反報告)
ルカ(プロフ) - R-18のパスワードがわかりません，どうしたらいいですか? (2022年11月30日 6時) (レス) @page23 id: a671b722f5 (このIDを非表示/違反報告)
こめっと(プロフ) - やこさん» こんばんは！♡とか濁点とかいっぱい使っちゃっていいですか？？？？(息荒げ (2022年11月27日 22時) (レス) id: 10f010dabd (このIDを非表示/違反報告)
やこ(プロフ) - 好きです。こんばんは！ｴｯｯｯｯｯｯｯｯﾛｲの待ってます((( (2022年11月27日 0時) (レス) @page23 id: b158067adc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
