第22話 ページ22
「バカじゃないですか!!?」
「……あァ?? 誰じゃい貴様ァ…!! …"数秒"無駄にした。…正しくもない兵は海軍にゃいらん…!!」
「あああああああ!!!(ダメだ死ぬ!!――だけど僕は! 言ったんだ!!言いたい事を!! くいはない!!!)」
どうやら彼の前ではコビーは、正しい海兵ではないようだ。再び拳が握られ、それはコビーへと向けられる。急いで足を向け、走り出すが間に合いそうにはなかった。
もうだめだと思ったとき、刃の擦れる音が響く。
「…よくやった…若い海兵」
コビーの前にはいつの間にか、十数年前に故郷でよく見かけた赤い髪の男が、マグマの拳を剣で受け止めていた。
「お前が命を懸けて生み出した"勇気ある数秒"は…良くか悪くか たった今世界の運命を大きく変えた!!」
「何でここに…!!"四皇"がいるんだよ…!!」
「「"赤髪のシャンクス"だァ!!!」」
なぜここに、なぜこのタイミングで。疑問はあふれ出てくるが、ただただコビーが殺されなかったという事実が、とてつもなく嬉しかった。
彼は、落ちていた麦わら帽子を拾い上げ言った。
「この戦争を終わらせに来た!!」
終わらせに来たという第三者の存在に、戦場はざわつく。
それもそうだ。四皇、それも"赤髪"がわざわざ出向いているうえに、目の前で"道化"と何やら言い合いをしているのだ。あの二人に接点があること自体が不思議なのだろう。しかし、これで戦争は終わるだろう。刀を鞘に納め、口笛を吹いてトーヤを呼び戻す。
「お疲れ様…。ん…？ 軍艦が一隻出た…。誰だ…」
「A、あの軍艦」
「ん、だれかトラファルガーの船を追ったのかな。私が追いかけます。主戦力の中将、ほぼここに居るし一人くらい抜けても大丈夫でしょう」
「わかった。伝達しておく」
「お願いします、モモンガさん」
まだ戦場は混乱しいているようだったが、無断で出航した軍艦が気になり追いかけることにした。近くにいたモモンガ中将へ追いかけることを伝えてもらい、トーヤに乗って追う。
ある程度、マリンフォードから離れたところで甲板に飛び降りた。
「！ ボア・ハンコック…」
「………誰じゃ、そなたは」
「(海兵が、全員 石になってる…)」
「"麦わらのルフィ"を追う、と連絡させたはずじゃが」
「その連絡を受ける前に追いかけてしまったようで」
「………」
「…そう殺気を飛ばさないで。―――海軍本部中将、モンキー・D・A。誰だ、という問いにはこれでいいだろうか」
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こめっと(プロフ) - すみません、仕事忙しくて全然更新できてません。落ち着いたらまたちまちまやります… (2023年3月24日 22時) (
レス) id: 10f010dabd (このIDを非表示/違反報告)
こめっと(プロフ) - ルカさん» こんばんは。パスワードとは、こちらのリメイク前の作品のものになりますか？ (2022年11月30日 22時) (レス) id: 10f010dabd (このIDを非表示/違反報告)
ルカ(プロフ) - R-18のパスワードがわかりません，どうしたらいいですか? (2022年11月30日 6時) (レス) @page23 id: a671b722f5 (このIDを非表示/違反報告)
こめっと(プロフ) - やこさん» こんばんは！♡とか濁点とかいっぱい使っちゃっていいですか？？？？(息荒げ (2022年11月27日 22時) (レス) id: 10f010dabd (このIDを非表示/違反報告)
やこ(プロフ) - 好きです。こんばんは！ｴｯｯｯｯｯｯｯｯﾛｲの待ってます((( (2022年11月27日 0時) (レス) @page23 id: b158067adc (このIDを非表示/違反報告)
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