第16話 ページ16
刀を構え、抜けてくる海賊たちを倒していれば、センゴクさんより指示を受けたサカズキさんが広場の氷を溶かし始めた。作戦はほぼ順調、このまま義弟に背を向けたまま処刑が始まるのかと思っていたが、壁を越えて水柱が落ちる。
「……ルフィ！」
「あらら…。とうとう、ここまで…。お前にゃ、まだこのステージは早すぎるよ」
「堂々としちょるのう…。ドラゴンの息子ぉ…」
「恐いねぇ〜…。この若さ……」
すぐにでも飛んでいきたい。しかし、”立場”がそうさせてくれない。
弟の雄たけびを聞きながら、刀を振るう。さあ、もう首が落とされるかというとき、ルフィが叫んだ。
「エース〜〜〜〜〜〜！！！」
「…！(覇王色の覇気…?!)」
耐性のない者たちが当てられ、次々と倒れる。本人は無自覚のようで、また処刑台へ走りだしていた。
少しばかり静かになった途端、耳に響く音があった。
「……水の音…？」
まるで水の中に空気のあるものを沈めたような、音が拾えた。上がりきっていない壁の隙間から見える湾内には、コーティング船が現れていた。
「”
「広場に向かって突っ込むつもりか?!」
「A！ 下がれ！」
「っ、了解」
言われた通り下がれば、大砲の用意がされていた。このまま撃って沈めて終わり――――。
「違う！ 船じゃない！ オーズを撃てぇ!!」
気づいた時には遅く、船はオーズによって引き上げられる。広場に海賊が続々と降り立ち、そして――――。
「”白ひげ”が広場に降りた…」
「下がってろよ、息子達…！」
雄たけびとともに、大気が揺れる。巨体から振り落とされる薙刀は、悪魔の実の能力を受けて協力な一撃となる。遠距離からの攻撃にも関わらず、周りの海兵が吹き飛ばされ海賊たちは勢いを増した。
「本格的に参戦、といったところか…」
頬を伝う汗をぬぐい。刀を握りしめる。早く処刑をするならしてほしい、心苦しいまま戦うのはかなりのストレスだ。義弟に弟、祖父と大事な家族が戦場で対立し、自分も敵対する立場。なぜ、祖父の言うことを聞いて海兵にならなかったのか。そんな考えが、頭をよぎった。
「(楽にしてほしい)」
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こめっと(プロフ) - すみません、仕事忙しくて全然更新できてません。落ち着いたらまたちまちまやります… (2023年3月24日 22時) (
レス) id: 10f010dabd (このIDを非表示/違反報告)
こめっと(プロフ) - ルカさん» こんばんは。パスワードとは、こちらのリメイク前の作品のものになりますか？ (2022年11月30日 22時) (レス) id: 10f010dabd (このIDを非表示/違反報告)
ルカ(プロフ) - R-18のパスワードがわかりません，どうしたらいいですか? (2022年11月30日 6時) (レス) @page23 id: a671b722f5 (このIDを非表示/違反報告)
こめっと(プロフ) - やこさん» こんばんは！♡とか濁点とかいっぱい使っちゃっていいですか？？？？(息荒げ (2022年11月27日 22時) (レス) id: 10f010dabd (このIDを非表示/違反報告)
やこ(プロフ) - 好きです。こんばんは！ｴｯｯｯｯｯｯｯｯﾛｲの待ってます((( (2022年11月27日 0時) (レス) @page23 id: b158067adc (このIDを非表示/違反報告)
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