第1話 ページ1
「弾が掠ったな…。血が滲んでるけど、飛べる？」
沈みかけの船に「正義」と書かれたコートを肩にかけた女海兵と、彼女の背丈よりも何倍も大きな鷹。周りにはズタボロになった海賊たちが転がっていた。
血が滲む羽を優しく撫で、飛べるかと聞けば鷹はそれを理解したように、コクンと頷く。島に着いたら治療をしよう、と言い女海兵は背中に飛び乗った。
「ごめんな」
そう言い、背中を撫でてやる。
鷹は一声鳴き、大空へと飛び立った。雲よりも低く、かといって海に近いわけでもない高さを悠々と飛び続ける。順調に進めば30分程で目的の島に着くだろう、と考えていた時だった。
「ん？ っと、どうし…、………は？」
羽を広げ、落ち着いた雰囲気で飛んでいた鷹は、突如 羽をばたつかせ暴れ出す。ぐんぐんと飛行する高度が下がり、原因を探れば丁度 首元に腕のようなものが巻きついていた。
ありえない、と思った矢先にまるで伸ばしたゴムが伸縮するような勢いで引き落とされる。
「っ、〜〜〜！」
思わず目を閉じ、鷹の背にギュッとしがみつく。覚悟していた衝撃はいつまでもやって来ず、恐る恐る目を開ければ、どこかの船の甲板に不時着していたようだった。
「一体……、何が…」
訳もわからず見渡せる限りで、周りに目をやると見慣れた
「…海兵⁉」
「っ…！」
「……あれ？ お前、Aか？」
いち早く身構える金髪の男と、刀を3本携えた男、そして麦わら帽子の青年。
しかし、麦わら帽子の青年は直ぐにキョトンとしたような表情で声をかけてきた。
「そうだよ。久しぶりだね、ルフィ」
「おい、知り合いなのか」
「ああ。俺の姉ちゃんだ！」
「「え……、ええええ!!!??」」
海上で重なり、反響する声。それをよそに、2人は和気藹々と話し始める。
「この航路ということは、シャボンディ諸島か」
「ああ。A、よく分かったな！」
「んー、まあ。私も向かっている途中だから……。そうだ、ルフィ。船医は居るかな、こいつの手当を頼みたくて…」
「ああ、怪我ならチョッパーだ！」
「悪いけど、頼めるだろうか」
「ダメ！ ダメよ！ 信用できない！」
オレンジの髪が特徴の女性が声を荒げるも、「治療費は払うし、捕まえない。言い値でいい」と伝えればコロリと意見を変えた。
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こめっと(プロフ) - すみません、仕事忙しくて全然更新できてません。落ち着いたらまたちまちまやります… (2023年3月24日 22時) (
レス) id: 10f010dabd (このIDを非表示/違反報告)
こめっと(プロフ) - ルカさん» こんばんは。パスワードとは、こちらのリメイク前の作品のものになりますか？ (2022年11月30日 22時) (レス) id: 10f010dabd (このIDを非表示/違反報告)
ルカ(プロフ) - R-18のパスワードがわかりません，どうしたらいいですか? (2022年11月30日 6時) (レス) @page23 id: a671b722f5 (このIDを非表示/違反報告)
こめっと(プロフ) - やこさん» こんばんは！♡とか濁点とかいっぱい使っちゃっていいですか？？？？(息荒げ (2022年11月27日 22時) (レス) id: 10f010dabd (このIDを非表示/違反報告)
やこ(プロフ) - 好きです。こんばんは！ｴｯｯｯｯｯｯｯｯﾛｲの待ってます((( (2022年11月27日 0時) (レス) @page23 id: b158067adc (このIDを非表示/違反報告)
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