今日:12 hit、昨日:0 hit、合計:899 hit
小|中|大
side Miyuki ページ8
。
連絡先も知らないし、学年も違うから偶然を装って会えない。
たしか、小湊とは連絡を取り合っていて、小湊と仲が良かったよな?
そこで考えた御幸くんっ♪
小湊の電話を借りて、連絡してみた。
金丸と東条もいたのは誤算だったけど、連絡してもらうのにちょうどいいと思った。
まだ学校内にいることはわかった。
部活がはじまる少し前、着替える前に小湊の携帯片手に大急ぎで教室に戻った。
みつけた。
うしろから近づいて、そっと耳打ちをしてみる。我ながら何やってるんだろうと思った。
「あのー、一也さん?」
高村とは違う声が聞こえる。
高村だけかと思っていたから、もう一人いたことには驚きが隠せなかった。
たしかこいつのねーちゃん、マネージャーやってたよな。
背中を向け、近づく俺から逃げようとしてた嘉瀬の肩を掴むと、耳元で「高村のことが、好きなんだ」と伝えた。
涙を流したあと、笑顔になると嘉瀬は「Aちゃんをお願いします」と帰っていった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
2人がお気に入り
2人がお気に入り
設定タグ:ダイヤのA、御幸一也、沢村栄純 , 小湊亮介、伊佐敷純
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ゆめみるきのこ | 作成日時:2023年8月24日 14時