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side Miyuki ページ8


連絡先も知らないし、学年も違うから偶然を装って会えない。

たしか、小湊とは連絡を取り合っていて、小湊と仲が良かったよな?

そこで考えた御幸くんっ♪

小湊の電話を借りて、連絡してみた。
金丸と東条もいたのは誤算だったけど、連絡してもらうのにちょうどいいと思った。

まだ学校内にいることはわかった。

部活がはじまる少し前、着替える前に小湊の携帯片手に大急ぎで教室に戻った。

みつけた。

うしろから近づいて、そっと耳打ちをしてみる。我ながら何やってるんだろうと思った。

「あのー、一也さん?」

高村とは違う声が聞こえる。
高村だけかと思っていたから、もう一人いたことには驚きが隠せなかった。

たしかこいつのねーちゃん、マネージャーやってたよな。

背中を向け、近づく俺から逃げようとしてた嘉瀬の肩を掴むと、耳元で「高村のことが、好きなんだ」と伝えた。

涙を流したあと、笑顔になると嘉瀬は「Aちゃんをお願いします」と帰っていった。

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作者名:ゆめみるきのこ | 作成日時:2023年8月24日 14時

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