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#67 ページ18
。
青道へ戻る最中は、最初とは桁違いに手を繋ぎ、たくさん話した。
きっと地元の友人たちにも誇れる。
乗り遅れるよ、なんて言われて、ぎりぎりまで高校を決めていなかったのに、それを言われていたことが無縁のように感じる。
来てよかった。
大好きな人と、憧れていた人と、一緒に笑いあえるという当たり前のことなのに、なんでそれが今までずっと出来なかったのだろう。
新体制になったからカネマールも、東条くんも、スタンドにはいないけれど、同じ
野球部のナベさんがわたしにいろいろ教えてくれた。
そしてつかの間の野球部の休みの時。
今回もまた御幸さんと出かける。
それはごくごく自然に、何も違和感なく、手を繋ぐ。
目ざとい春市と倉持先輩は気が付いたようだったけど、周りは仲のいい先輩と後輩みたいにしか見えないようだ。
いつかもっとふつうになったら。
わたしから御幸さんにキスをするんだ。
「御幸さん…だいすきです。」
fin.
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作者名:ゆめみるきのこ | 作成日時:2023年8月24日 14時