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かかわった日 ページ6


甲子園予選。
まだ大丈夫、青道が負けるはずない、と思ってぎりぎりまで試合を見に行かなかった。
というより記事じゃない御幸一也さんを見るのに緊張してなかなか勇気が出なかった。

やっと球場へ足を運んだわたしは入り口近くで待っていてくれた。金丸たちと合流する。
のちに教えてもらったのだが、金丸と一緒にいた人は隣のクラスの東条秀明くんというらしかった。

わたしの話は何となく聞いていたらしい

2人とともに着いたのは青道高校野球部員がいるスタンド。

「ここってわたしなんかがいたらだめだよね…?」

そう不安そうに聞いてみると東条くんはこっちをみてニコッと笑って大丈夫だよ、と一言。

逆に金丸には、服装は隠れてて見えねえんだし、あとお前女に見えねえから大丈夫だって、と少しの嘲笑を含みながら言った。

その笑顔がムカつくんだよ、と文句を言いたくなった気持ちをぐっと堪えた。

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作者名:ゆめみるきのこ | 作成日時:2023年8月19日 14時

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