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▷SideF ページ11
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春になり、Aちゃんが2年目を迎えた。
年上の後輩が出来た。教育係に任命されて、Aちゃんは今までよりも忙しそうにしていた。
阿部くんは博士号まで取ったというからすごい。
地頭がいいからなのか、阿部くんは仕事が早い。
Aちゃんは教えるのがラクだと話していたっけ。
阿部くんは、作業をみて、すぐに覚える。
本当にこれでいいのか、
とAちゃんは何度も何度も悩んで、その度に涙を見せた。
俺にも弱いところを見せない君は、見えないところで涙を流す。
いきなり完璧にできる人なんていない。
Aちゃんは、本当によく頑張っている。
そういって声をかけてあげられたら、どれだけ良かったかな。
泣いている姿をはずかしいと思う君だから、
声をかけるのが変な別なプレッシャーになってしまわないか不安になる。
求められたらいつでも応えられる準備はしていた。
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りんご - オ，リフラ外して下さい｡ルール違反ですよ！ (2022年10月10日 18時) (
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作者名：ゆめみるきのこ | 作成日時：2022年10月10日 17時
