『黒子のバスケ』flag建設少女Ｘの憂鬱『トリップ』

小金井兄 ページ33

そして、電車にのって誠凛高校についた


小金井「今なら部活中だな！いこう！」


今更だが・・・小金井がしゃべるといつもビックリマークがつくのはなぜだ？


体育館に近づくと、「おう！」という威勢のいい声が聞こえた


小金井はそれを気にせず、体育館の扉を躊躇なく開けた


小金井「こーんにーちわー！！！」


すると、奥の方から、「慎太！？くんの早くね！？」と、絶叫に近い声が聞こえた


絶対にあの人がお兄さんだ


小金井「兄ちゃん！この子！メールで教えた子！」


そういって私をズイっと前に押し出す小金井。おいこらふざけんな


小金井兄「あ、この子？いろいろ大変だったでしょ？ここにいていいから！」


兄弟そろってやかましい・・・遺伝かっ！


黒子「え、Aさん？なんでここに？」


『黒子・・・なんかもう・・・いろいろ察してください』


私と黒子が話していると、周りがざわついた


「黒子と普通に話してる・・・」

「黒子と知り合いなのか？」

「つかあの子だれ？」

「小金井って弟いたんだ・・・」


すると、小金井兄が急にしゃべりだした


小金井兄「カントク、この女の子・・・えっと、一之瀬さんと慎太、しばらくここに通ってもらうから！」


・・・ど う い う こ と だ ？


小金井「えっと、一之瀬さんこのことだから復讐とかしそうじゃん？だから、バスケでやってもらおう！みたいな・・・」


・・・なるほど・・・


『ナイスアイディア、見直したよ・・・・・・・・・・・・慎太』


慎太「っ！おう、A！」

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