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シャワーを浴びて外へ出れば、店のオーナーが立っていた。
「半間ちゃ〜ん、女の子、泣いてたよ？何かしちゃった？」
「………」
「キスもしてくれないし、顔も見てくれないって半間ちゃんの相手した子が皆言ってるよ」
「うぜぇ」
見た目からしていかにも怪しいオーナー。
睨めば「ごめんごめん」って平謝り。
一応ミセイネンなオレが入れる店は、客のヤベェ奴等をぶっ飛ばしてくれっつったヤベェオーナーのそーゆー店。
ボディガード代だっつって、いつでもタダでヤ れるから、喧嘩の後、興奮を抑える為に立ち寄る事がほとんどだ。
「名前呼ぶんじゃねェって言っとけ」
キス？ざけんじゃねぇよ♡
するわけねェじゃん、名前も知らねェ女に。
オレが唇に噛み付きたいって思うのは、Aだけ。
オレが顔見ながらヤ りたいって思うのは、Aだけ。
他の女抱きながら、Aだったらどんな声出すのか考えるから勃 つんだっつーの。
「半間く〜ん、今度は最後まで……ね？」
「キメぇ、触んじゃねェよ」
擦り寄ってきた女を振り払って、オーナーにもう来ねぇわっつって店を出た。
オレの名前呼びながら何か叫んでっけど知らねぇし。
放ったらかしにしていた携帯を確認すれば、Aからのメッセージ。
それだけで、口角が緩むオレ。
時刻は深夜。
帰ったところで、ジジィが文句言うのは目に見えてる。
そんな時にいつも行くのがAの部屋。
オレが来んの分かってて、ベランダの窓の鍵を閉めてない。
ー彼女いるなら、もう来んな！ハゲ！ー
そう送られていたメッセージ。
彼女なんかいねぇし、ハゲてねぇし、やっぱ鍵開いてんじゃん。
カラカラっと音を立てて入った部屋は、Aの匂いで溢れている。
スゥスゥと寝息を立てるAの顔を覗き込んで、緩まった口元見て興奮する。
「あ〜犯 してェ」
Aの唇に自分のを重ねて、離れ際に頬を舐めあげる。
ん〜、とか言いながら寝返りを打つA。
起きてる時にしたらどんな反応するんだろうなァ♡
ベッドに腰を落として、布団から出ていたAの手に触れれば冷たくなっていて。
布団の中にいれてやろうと思ったが、細い指先に自分のを重ねた。
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ゆんな(プロフ) - 完結おめでとうございます。読みやすくて面白かったです！続編とか半間の小説をまた書いていただけると嬉しいです！w甘々なのがみたい！ (2022年7月6日 22時) (
レス) @page33 id: c8a07ba8e1 (このIDを非表示/違反報告)
sou(プロフ) - 素晴らしすぎて一気に読み終えてしまいました♡♡♡またえちえちなお話期待してます！！ (2022年7月1日 16時) (レス) @page46 id: 26a665cc7a (このIDを非表示/違反報告)
きりまる(プロフ) - ひつま ぶし子さん» はじめまして(*^^*)コメントありがとうございます！そんな風に言って頂けると嬉しいですー！今書いてるお話が完結しましたら…また半間氏書きたいと思ってます……！その際は是非宜しくお願い致します(*^^*) (2021年11月25日 7時) (レス) id: 684e8f5b6d (このIDを非表示/違反報告)
ひつま ぶし子(プロフ) - 完結おめです、、！貴方様の書く半間好きすぎて好きです！、！定期的に読みに来ようと思います！！！ (2021年11月25日 4時) (レス) @page41 id: e58ce47c5b (このIDを非表示/違反報告)
きりまる(プロフ) - eriiiさん» ありがとうございますっっ！無事に完結できて良かったですー！番外編、近々公開出来ると思いますので宜しくお願い致します(*^^*) (2021年11月13日 12時) (レス) id: 684e8f5b6d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きりまる | 作成日時：2021年10月27日 0時
