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「だから、僕がさとるくんなんだって」
『んン"ーーー！！』
口から手を離すと騒ぎ出すから口を抑えたままで何度も説明を繰り返す。
呪術とか呪霊とかその辺りの話もサクッとしてみたけど、相変わらずジタバタと暴れているA。
まっ、仕方ないけど。
「見ててね？」
実際に見てもらった方が早いと踏んだ僕は、ネックレスの中の満月の写真を見た。
猫になっちゃうと、口を抑えられないからAが叫びでもすれば終わりなんだけど。
「ニャッニャーォ(ねっ？僕でしょ？)」
『さ……とる…くん………』
「ニャーンニャン♪(A♪)」
『嘘………』
放心状態のAに追い打ちをかけるようで申し訳ないけど、僕はもう一度写真を見て人間に戻る。
じゃないとちゃんと話が出来ないし。
『ギャッ！？んン"ーー！！』
「そろそろ慣れて欲しいんだけどなー？」
そう言ってAの頬をチロッっと舐めてあげた。
猫の時にしたみたいに。
『ちょっ！何すんのよ！変態！』
「えー、さっきはザラザラ〜って喜んでたのにー」
『だってアレは、さとるくんだから……！』
「僕がさとるくんでーす」
『とりあえず服着てよ、せめてその汚いの隠して！見たくない！』
「触ったくせに…」
『さわッ……！アレは猫の時だった！猫のは可愛いから良いの！』
いや、可愛いとか言われたら傷付くんですけど…それに、汚いって言ったよね。
人間になった途端の塩対応。
今までの女の子とは逆パターンだなー、なんて呑気な事を考えながら、勝手知ったるAの部屋のクローゼットからスウェットの上下を取り出した。
「怪しいと思うのは当然だけど本当なんだよね、ココ、電話してみて」
『何？この番号…』
「僕の飼い主…じゃなくて、親友の連絡先」
傑の連絡先を紙に書いて手渡せば、怪訝な顔のまま受けとったA。
傑には高専に戻った時に話してるから、まぁ大丈夫でしょ。
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きりまる(プロフ) - ＹＵＩさん» コメントありがとうございます(*˘︶˘*).｡.:*♡完結目指して頑張りますので宜しくお願い致します！ (10月10日 21時) (
レス) id: 65bdf03365 (このIDを非表示/違反報告)
ＹＵＩ - 猫の五条さん、可愛いですね！更新楽しみにしてま✨✨ (10月8日 20時) (レス) @page1 id: 55f2ea0d21 (このIDを非表示/違反報告)
きりまる(プロフ) - 名無し25328号さん» 新作お待たせ致しました(*˘︶˘*).｡.:*♡完結目指して頑張りますので宜しくお願い致します♪ (10月6日 23時) (レス) id: 65bdf03365 (このIDを非表示/違反報告)
名無し25328号(プロフ) - 新作おめでとうございます！楽しみにしてました！ (10月6日 22時) (レス) @page1 id: a335c2c808 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きりまる | 作成日時：2023年10月6日 19時
