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黒サイド



黒「あっすみません」

「ぁ、こちらこそすみません!」

街行く人々が交差する道のりで俺と逆の方向にゆく女性とぶつかった。

綺麗な身なりだったから、ちょっとした出来心で顔を覗いてみた。



黒「ぇ.....A、ちゃん?」

『...........黒尾さん?』




そしてまさかの人物で俺は唖然と言葉を失った

目の前の彼女は高校の時とあまり変わらない容姿、でもやはり少し大人びている雰囲気だった。

あの時から9年ぶり、そういえばその間一度も連絡してなかったっけ....

......もう俺や研磨のこと忘れたのだろうか。




黒「..........まじかっ、いつこっちに帰ってきたんだ?」

『えーと、1年前、ぐらいですかね』

黒「え、思ったより最近。こっちにきたのははなんで?」

『あ、私弁護士になったんです。仕事探してまして、、』

そう言って彼女は恥ずかしそうに笑いながら頭をかいた。


まじで高校のときから変わらずハイスペックなやつだなオイ。









ところでまさかのこの千載一遇のチャンス、俺は逃すわけがない。



黒「...............それなら俺の知り合いの社長さんが最近資金トラブルに遭っててさ、Aちゃんこういうの専門?」



社長さんの一応名前は伏せときながら仕事を紹介した。言ったらつまらないもんだからなこうゆーのは。






そして俺を信頼しているからなのか、あまり深く聞かずに彼女は快く仕事の依頼を受け取った。

黒「じゃこれ住所、渡しとく。あっちも俺から言っておくからそのまま家行っていいよ」









奇跡は意外にも身近に起きるものだと今日気づいた。


しかしその奇跡のお相手は俺ではない。あいつじゃないと意味がない。





だから俺が強制的に奇跡を作り上げることにした。

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あまね(プロフ) - ライオンか、、、ライオンかぁ(元気に悶えておる我氏)、、、、、、神に出会えて良かった(正常な思考ではなくなった←) (2021年8月6日 22時) (レス) id: 1a6dd63888 (このIDを非表示/違反報告)
霧助J(プロフ) - 和乃佳さん» 指摘ありがとうございます!(TT)すぐ直します (2020年11月17日 14時) (レス) id: 7ffa41f317 (このIDを非表示/違反報告)
和乃佳 - 40話せっかく返事のときなのにちゃん“も”になってます。 (2020年11月16日 19時) (レス) id: 06de6e20e0 (このIDを非表示/違反報告)
霧助J(プロフ) - どろっぷさん» ありがとうございます!! (2020年9月18日 19時) (レス) id: 7f7a2300ff (このIDを非表示/違反報告)
どろっぷ - 面白かったです!! (2020年9月14日 22時) (レス) id: dcfe57966e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:霧助 | 作成日時:2020年8月20日 19時

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