男子トイレから出てきた孤爪くん

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そして時が過ぎるのは早いものだ。気付いたら期末の時期である。




リ「はぁーもうむりです！先輩！勉強教えてくださいよ！」

『えーなんでだよ』


リ「だって先輩勉強できそうですもん！！』


研「Aさん中間のとき学年一だから」

黒「なんでお前が誇らしそうにいうだよ」


続々と続くバレー部の会話。そこに私もいる事実に、ちょっと嬉しいし、楽しい。


『リエーフは勉強はもちろんバレーも頑張れ』

リ「むっ、なんですかその勉強もバレーもできないような言い方は！」


研「事実じゃん」

リ「んあ！研磨さんまで！」

黒「はいはい、お前ら喧嘩はよしなさーい、」


でもそういえば、前は騒がしい集団の中一人だけゲームしてた孤爪くんだけど、最近はよくこんな感じの悪ノリにも乗ってきてくれる。


『孤爪くんって勉強得意？』

黒「あいつ、驚くほどに平均なんだよ」

『へー、いっぱいゲームしてるからすっごい勉強できないか、それかめっちゃ天才型のどっちかと思ってました。』

黒「んははっ確かにぽいっ」

研「俺も普通の人だから.....Aさん勉強教えて」

『え！いいよ！』


リ「なんでですか！研磨さんには教えるのに俺には教えてくれないのですか？！」

『だってリエーフに教えたらめんどくさそうだもん』


リ「んが！！」


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黒「お前、前は何点取っても気にしなタイプじゃなかったけ」

研「.......」

黒「ほぉーん」

研「なに、うざい。」

黒「なんでもありませーん」

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