男子トイレから出てきた孤爪くん

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研「ねぇ、」

『ほへ？！』


地面とお見合いしている間、頭上からまさかの相手に声をかけられたのである。
からのそのまま間抜けな声が出た。




(孤爪くんが私に声かけていらっしゃる？！)


驚きのあまりか山本くんに似た発言が脳内で再生した。



『えーと、なんでしょう？』


研「....隣、いい？」


『もちろんです！どーぞどーぞ』





どうやらベンチを求めてここに来た。
ここはベンチを独占していた私があったの端っこに移動せねば！



『....』


と思ったが、思いがけず孤爪くんもベンチの端っこに座ったから、ベンチの超端と超端という極端なの座り方してる私たち。



真ん中の空いた距離はまさしく私たちの関係、、、てっか？！


アホか！真ん中開けすぎだわ！








研「....プール休みなの？」



沈黙を破り、口を先に開いたのは孤爪くんだった。

意外と沈黙苦手な人なのかな



『あ、うん、今日生理なの。』


研「....そうなんだ。」





(なんやねんこれ)

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