湿布 ページ5
とある休日、七海さんが腰をさすりながら起きてきた。
七海「おはようございます...。」
『おはようございます...って、どうしたんですか?!』
七海「少し腰が痛んで目が覚めました。」
『働きすぎですよ!えーっと...湿布は...。』
七海さんはそっとソファに腰掛けた。
『じゃあ、後ろ向いてくださいね。』
七海「お願いします。」
『し、失礼します...』
私は七海さんのシャツをめくって湿布を貼る位置を探った。
『ここら辺ですかね?』
七海「はい.....」
『よしっ...と。今日は安静にしてた方がいいですね!』
七海「ありがとうございます。」
-
『実はさっき、少しだけドキッとしちゃいました。』
七海「なぜですか?」
『七海さんの背中をまじまじと見たのは初めてだったので...。おっきいなぁ、綺麗だなぁって思いました。』
七海「それは恥ずかしいですね。でも、Aさんに褒められるのは嬉しいです。」
『あんなにハードな動きをするには、やっぱり鍛えてるんですね。あの呪具も重そうですし...。』
七海「そうですね。でも、それだけではありません。Aさんを守るためでもあります。」
七海さんの不意打ちに私は撃沈した。
『嬉しいです...。』
七海「こうしてAさんと休日が揃うのは久しぶりですね。」
『一緒に仕事してるのに、やっぱり家での時間がないと寂しくなりますね。』
七海「呪術師は常に人手不足ですから、仕方ないですね。」
『七海さん、ずっと一緒に居させてくださいね。』
七海「そんな顔でそんなことを言うのはズルいですね。...もちろん、私はどこへも行きませんよ。」
私は七海さんをそっと抱きしめた。
『大好きです...!』
七海「私も、大好きです。」
-
〜おまけ〜
五条「七海はいいなぁ、Aに選ばれて。」
虎杖「何で俺じゃ駄目だったんだろう...」
五条「悠仁はまだ子供だからね。それにしても、何で僕じゃなくて七海なのか...。」
釘崎「そりゃあ、紳士だし優しいし」
硝子「何より、余裕がある男だからじゃない?」
真希「まぁ、五条も虎杖も落ち着きがないからな。」
五条「(そんなことないよなぁ?)」
虎杖「(そうだそうだ!)」
五条&虎杖「はい.....」
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霧島もめん(プロフ) - 森さん» ありがとうございます!今後ともよろしくお願いしますm(_ _)m (2022年2月22日 16時) (レス) id: 118f14d4f7 (このIDを非表示/違反報告)
森 - ひえええ…と…尊い… (2022年2月22日 2時) (レス) @page3 id: d826e852a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:霧島もめん | 作成日時:2022年2月21日 14時