特殊な人間恐怖症の少女の趣味は人間観察【名探偵コナン】

転生20 ページ33

Aside


「コナンくーん、Aちゃんが遊びに来たわよー！」

「はぁーい。」


ついにこの日が来た…！コナン君と遊ぶ約束をした日が！

あのあと迷子になったときに連絡がとれるようにするために買ってくれたスマホに、
父さん、お姉さん、コナン君、のメールが追加された。

まだ買ったばかりで使い方はわからないけど、
文字を打ってメールする方法だけは覚えた。



「おーい、A…さん？」

意識を別なところにやっていたので、ぼーっとしていたみたいだ。
慌ててスマホのメール画面を開き、慣れない動作でゆっくりと文字を打っていく。


"だいじょぅぶ"

どうやって漢字に変換すればいいのかわからなかったので、
平仮名のままだけど彼は「おぅ…？」と言って不思議そうな目で私を見つめた。



"わたしにことはよびすてせだいじょうぶだよ"

さっきよりかは誤字ってしまったが、
彼には伝わったようで笑顔で返事をしてくれた。


小学生にしては頭の回転が早く、
怯えてしまったけれど……いい子なのかもしれない。




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遅くなってしまいましたが、殿堂入りありがとうございます！
これからもよろしくお願いします！

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