特殊な人間恐怖症の少女の趣味は人間観察【名探偵コナン】

転生12 ページ20

コナンside



今日の夕方、蘭に誘われて喫茶ポアロでご飯を食べていたときだ。


「いらっしゃいませー………えっと、お一人でいいかな？」

見慣れない客が入ってきた。
……彼奴、強盗事件の時にいた小学生…!!


様子を伺っていたが声を出さずに頷いたり指を指したり……何か喋れない理由が？？
※病院でずっと眠っていたのと精神的なショックですね、はい()

もしかしたらあの薬で幼い姿に化けているかもしれない…！


俺はメニューをじーっと見ている女の子に服を引っ張って声を掛けた。
組織の人間であるかもしれないので盗聴機を付けて。



「ねーお姉さん、もしかして迷ってるの？」

女の子は誰？とでも言いそうな顔で首を傾げて俺を見る。


「僕、江戸川コナンって言うんだ。お姉さんのお名前は？」


女の子は何かを考えて言葉を返さない。何か、隠してる！？
※隠してません。

「お姉さん？聞いてる？」
「えーじゃあ、教えてよー！」
「なんで答えないのー？」




何度も尋ねてみるが口を開かない。

「もう！コナンくん、我が儘言っちゃダメでしょ!!」
もうちょっと粘ってみるか……そう思ったがそれは蘭に止められてしまった。



「えっと……まだ注文してないよね？ごめんね、コナンくんが。」

おまけ:絵理奈さん(読者)→←転生11

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