特殊な人間恐怖症の少女の趣味は人間観察【名探偵コナン】

転生11 ページ19

Aside



私はカウンターの椅子に座ってメニューを取る。
貰ったお金は1000円、十分にある。


飲み物はオレンジでいいか……それにしても美味しそう…！
どれにしようか迷っちゃいます。



"不意に服を引っ張られた。"




「ねーお姉さん、もしかして迷ってるの？」


……誰？私が首を傾げると察してくれた少年。
もしかして、常連さん…！おすすめとか教えてほしいです。


少年が隣の席に座って自己紹介しだした。
お客さんが来るかもしれませんよ…？

「僕、江戸川コナンって言うんだ。お姉さんのお名前は？」



……えーっとどうすればいいんだろう？
名前といっても声に出さないと伝わらないし…。

今度、図書館で手話の本でも借りてみようかな。



「お姉さん？聞いてる？」

縦に二回頷いた。


「えーじゃあ、教えてよー！」



コナンくんが心読めたら教えれるけど、無理…に決まってるよね。

「なんで答えないのー？」

さすがにしつこい、面倒になってきた。どうやったら諦めてくれるのでしょう。





「もう！コナンくん、我が儘言っちゃダメでしょ!!」


キレイなお姉さん(救世主)……ありがとう。そして早く注文したいです(苦笑)
誰でもいいかえあ諦めておすすめ教えてほしい…！



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あの後、テキトーに安いものを注文し今はお姉さんと話している。

キレイなお姉さんは蘭さんというらしい。
直接紹介された訳ではないがコナンくんが「蘭お姉ちゃんー。」と
呼んでいたので間違ってはないと思われます…！



「お待たせしました！オムライスとオレンジジュースです。
熱いから火傷しないようにゆっくり食べてね…！」







ﾊﾑｯ…………ﾓｸﾞﾓｸﾞ(食事中)


美味しい…！




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店員さん=梓さんです！
次回、トリプルフェイス降臨！？(嘘)

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