彼に別れドッキリを仕掛けてみた。

5日前。part2 ページ4

貴方side





及「マッキー…まっつん……君たちは記憶力が良かったよね………流石に覚えてるよね……？」



花「ノリ怖い」

松「新手のホラーか」



何度言っても治らない。

花巻と松川はキレのあるツッコミを炸裂できるし、国見よりは心配ないけど…

しつこい男は嫌われるって言うよね。


いつもの軽いイケメンオーラのままでいたら楽なのに………女の子寄ってくるけど



「とお………」


岩「神崎!!」



徹を呼ぼうとしたところで、岩泉に呼ばれた

「こっち来い」と手招きをされる。

私は素直に従い、岩泉の元へと走った。




＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊


及川side



マッキーとまっつんに絡んでいたら、いつものノリで返された。

あのニヤニヤした顔、忘れられない


俺にしては珍しく、殴り飛ばしたくなったよ


きっとイラついてるんだろう。
ストレス溜まってんの、なんとなく分かる


皆いくら言ってもすぐ忘れるんだもん…

俺の誕生日…



しかも最近は岩ちゃんとAは仲良さそうじゃないか…俺には構ってくれないのに……

岩ちゃんだけじゃない、部員の皆。

なんかみんなでコソコソしてない!!?
及川さんだけ仲間はずれとか何!!?

イジメなの!!?(´；ω；｀)



岩「神崎!!」



…ほら、また岩ちゃんがあいつを呼んだ。

Aは走って行くし。
直前に俺の名前呼んだでしょ馬鹿。



………ﾊｯ!!!!!!


もしかして…俺に内緒で誕生日祝おうとしてくれてんじゃない!!?

ほんとは皆分かってんだよ!!


そうだよね仲間を無闇に疑うのは良くないよね!!

…うん、きっとそうだよ、信じろ俺……


信じろ………俺…………(泣)




＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊


岩泉side



…………とりあえず、及川の目線が怖い。



後ろから突き刺さるような、及川の目線が怖い。


まぁ、日頃の行いだろ

ざまぁ。




貴「…うん!!いい感じ!!」


「そうか？やっぱちょっと形悪いかと思ってたんだが」


貴「そんなことないよ、流石岩泉!!私じゃこうもいかなかったと思うから」


苦笑いをして神崎は肩をすくめた。


…我ながらいい出来だと思う

さっきと言ってること違う？



…気にしたら負けだ。




貴「準備もそろそろ終わりですかねー」


「プレゼント買ったのか？」

貴「……あ、やべ…」


やっぱり大事なとこ抜けてんな。

「日曜にでも買いに行くか…」

貴「わーい!!」



日曜日に買い物に行くことになった。

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