彼に別れドッキリを仕掛けてみた。

前日。 ページ11

貴方side




へーい前日だぜ


なんというか…早いな…時が経つのは…

はいそこ、おばあちゃんとか言わない★




ただ今9時45分でございます

私が起きたのは9時でございます


まだ結構余裕あるな…
岩泉早く来ないかな、くそ暇なんだけど

ヾ(⌒(_´-ω-)_


支度は終わってるし、あとは岩泉来ればもう万事OKなんだけど。



……しかし、岩泉が来たのは10時ちょっきりであった。



「几帳面か!!!!」


岩「うわっ!!!!いきなりなんだよ」



「何きっちり10時に来てるわけ!!?おかげで暇だったわ!!!!」


岩「迎えに行くのは10時だろが!!!!!!」



玄関でそんないつも通りの会話を繰り広げて近隣の住民の皆様に白い目で見られた後、私たちはやっと出発したのだった。


―――――――――――


「さぁどうしたもんか！何を買おうか岩泉!!」


岩「なんか適当に買っとけ」


「バレーに関するものがいいかな…」


岩「聞いといて人の意見は無視か」



適当が意見なら今喋ってる言葉も意見になるぞ、と言ったら案の定頭が割れそうになった

ふと、あるリストバンドが目に入る。



青城カラーのリストバンド。
これいいかもな、と思って、散々迷った挙句結局リストバンドになった。



うう…ごめん徹…


＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊


及川side



Aにも岩ちゃんにもふられたのが昨日のはなし。

結局、マッキーとまっつんの3人で遊びに行くことになった

正直Aとデートしたかったんだけど、絶対に外せない用事なら仕方ない。




また今度って言われたし、Aとのデートはおあずけだねぇ。


そう思いつつゲーセン巡りをしていたときに、ふと見覚えのある後ろ姿を見つけた。


あれは…Aだな!!ととっさに判断し、よぉーくみたら一緒にいるのは岩ちゃんだということが分かりましたまる。









心臓が、止まるかと思った。

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