第五二幕 ♭ ページ4
�犁�都が羽衣狐の手に落ちる��
そう聞かされた日の夜
僕達はいつものようにご飯を食べていた
「邪魔するぜ」
どっかの誰かさんが来るまでは←
雨「リクオ！？」
「なんだ？」「どっから入ってきた？」
堂々と真ん中に座る兄さんにザワザワと騒めきだす
淡「リ…リクオの奴、何もたもたしてんだよ
さっさと出ていきゃいーじゃねーか」
イ「いいから黙ってろ」
赤「……てっきり勝手に出ていくものだと思っていた
死んでないって事は…多少は強くなったんだろ？」
「多少な」
すると兄さんは頭をさげる
夜リ「短い間でしたが遠野の皆様方には昨今駆け出しのこの私の為に稽古をつけてくれたこと厚く御礼申し上げたい」
赤「律儀に挨拶しに来るとはな」
「“遠野”とうまくやる為に教え込まれた処世術かい？
ハハハ、じいさんの英雄譚ばかり聞かされているだろうに」
赤「実際は先代の大怪我により二代目が大将降りてからの奴良組は弱体化の一途を辿っているのにな…
お前は何も知らんか」
夜リ「八年前、記憶は曖昧だが目の前で親父が大怪我を負った時、オレは恐らく羽衣狐に会っている
あの時を境に奴良組は弱体化し逆に関西妖怪が勢力を伸ばし始めた
この因縁が偶然じゃねえとしたら
親父に大怪我を負わせたのは羽衣狐だ
だからあの女にもう一度会いにオレは京都へ行く
この深い因縁を断ち切るために！！」
…やっぱ僕のこと、覚えてないか
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小町(プロフ) - 甘党さん» ありがとうございます！只今はnaruhaneが…消えてしまい…… (2016年5月8日 19時) (
レス) id: a8fa8bc22f (このIDを非表示/違反報告)
甘党 - 面白いです！一度読んだらそのまま読み続けて…更新頑張って下さい!! (2016年5月8日 19時) (レス) id: ebc513d4ed (このIDを非表示/違反報告)
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