検索窓
今日:20 hit、昨日:7 hit、合計:49,360 hit

第七十幕 ♭ ページ22

本家でもお年玉貰えたからよしとしよう←

さて僕は今、外出なうです
本家じゃみんな暴れまくってんじゃないかなぁ


やってきたのは山吹の花が咲く神社
とは言っても今冬だから咲いてはいないんだけどね


夢「A?どうしてここにきたの?」

貴「…全てここから始まった場所だから…かな?
新しい年を迎える前に一回来たかったんだ」

夢「……Aは今幸せ?」

貴「…さぁ?よくわからない」


確かにずっと本家で暮らすことを夢見てきた
今はそれが叶い念願の本家暮らしをしている…

だからと言って幸せなのか自分自身ではわからない

兄さんがいて
父さんがいて
母さんがいて
じいちゃんがいて
奴良組のみんながいて……


これだけでいいはずなのに…なんでだろう
なにか物足りない・・・



貴「僕はこれ以上何を望むんだろうね」

夢「……A」


「A!!」


いきなり名を呼ばれ振り返ると兄さんが焦った表情を浮かべながらこちらに近付いてきた

え?何なn……ぐふっ



次の瞬間では兄さんの腕の中にいる

貴「え?その…に、兄さん?」

夜リ「バカ、いきなりいなくなんじゃねーよ!
びっくりするじゃねーか」

貴「あ、うん…ごめん」

夜リ「ったくこんなに体を冷やして…風邪引くぞ」

貴「……うん」

夜リ「ほら帰るぞ。一応Aも主役なんだからな」

一応って……あ、忘れてた


貴「兄さん、清継さん達と初日の出みるんじゃなかったの?」

夜リ「……そうだったな
だが今は本家に帰って体をあっためるのが先決だ」

貴「ん」

夜リ「それともオレが暖めてやろうか?」

妖しく笑うのを察した僕は即座に「遠慮しときます」と断った。はいそこ、舌打ち聞こえてるからね


それから清十字団のメンバーと高尾山にて初日の出を見ました…


一富士二鷹三茄子…
確かこの夢をみるといいんだよな←

第七一幕 ♪→←第六九幕 ♪



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.4/10 (15 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
27人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

小町(プロフ) - 甘党さん» ありがとうございます!只今はnaruhaneが…消えてしまい…… (2016年5月8日 19時) (レス) id: a8fa8bc22f (このIDを非表示/違反報告)
甘党 - 面白いです!一度読んだらそのまま読み続けて…更新頑張って下さい!! (2016年5月8日 19時) (レス) id: ebc513d4ed (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:小町&ナルハル x他1人 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2016年2月28日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。