ぼくも病気らしい ページ8
気が付いたらいつの間にか朝になっていて
しょーとがおいでって言ってるからしょーとの足の上にすわりこむ
焦「…昨日はびっくりしたが…本当にあの時の狐なんだよな？」
うん？急に何言ってるの？ぼくはぼくだよ
そうだよ、の意味を込めて鳴いてみる。
あ、しょーとの顔緩んだ
焦「また、会えてよかった」
うん、ぼくもしょーとに会いたかったよ
焦「ずっと、俺の傍にいてくれるか？」
勿論！ぼくだってしょーとと一緒にいたいもん！
また一鳴きしてから背伸びしてしょーとの頬を舐めると
しょーとはあの頃のように擽ったそうに笑った
焦「くすぐってぇ…」
ふふ、変わってないね。あーあ…
「お前が人間になれればな…」
ぼくも人間になれれば…
途端包まれる温かな光
＿＿＿
ねぇからすさん、からすさんのびょーき、って何？
鴉「あぁ、俺の病気は動物擬人化症ってやつなんだ。
人間と動物の意思が重なる…つまりは心が重なると動物は人間になるんだ」
へぇ、そうなんだ！からすさんは誰と重なったの？
鴉「その話は後でな」
からすさんのけち
鴉「おいおい…」
＿＿＿
光に包まれている中、前からすさんとはなしていたことを思い出した
なんでこんな時に思い出しているんだろう…
段々と光は弱まっていって、目の前にはしょーとの顔
『しょー、と…？…あ、れ』
いつもみたいに名前を呼んでみてふと気が付いた
ぼく、声が出てる…？
焦「お前、なんで人間の姿に
…………とりあえず、ちょっと待ってろ。」
しょーとはタンスの中を漁っている
急いで行っちゃったけど、なんで顔が赤くなってたんだろう？
戻ってきたしょーとは、あたまから被るような灰色のパーカーをもってきていた
焦「着れるか？」
『ん…』
こくりと頷くとそのパーカーをきてみる
着方はからすさんが服をきてたのを見てなんとなくだけど、ちゃんと着れたみたい
『…ぶか、ぶか…』
しょーとのサイズだからか少し大きい、袖をぱたぱたして遊ぶのに夢中になってしまって
ふとしょーとのほうをみるとすまーとふぉん？を使ってぱしゃぱしゃって何かしてた
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うりかん - はわわわ…かわゆい… (2018年8月22日 8時) (
レス) id: 9d3bd060af (このIDを非表示/違反報告)
もっちり兎(プロフ) - めちゃ可愛い...(*´∀｀*)楽しみにしてます♪ (2018年8月10日 20時) (レス) id: cbeb56f355 (このIDを非表示/違反報告)
夜鷹(プロフ) - ルシアさん» 更新気紛れですみません…！なるべく早く更新できるようがんばります (2018年8月6日 18時) (レス) id: 4ee7d0c1a3 (このIDを非表示/違反報告)
夜鷹(プロフ) - 倖穂さん» コメントありがとうございます！きつねちゃん可愛いですよね(笑) (2018年8月6日 18時) (レス) id: 4ee7d0c1a3 (このIDを非表示/違反報告)
ルシア - 早く続きが見たいです！ (2018年8月6日 0時) (レス) id: c34dfc5c52 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜鷹 | 作成日時：2018年8月4日 1時
