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ALL FOR ONE ONE FOR …？＊第三体育館組 ページ6
“わたし”はいっつも“みんな”に
尽くしてる
だったら
“みんな”が“わたし”に
なにかしてくれてもいいよね…？
怯えた顔で見つめる遠い地の後輩月島
今までと打って変わって
嫌悪感丸出しで睨みつける冷静な後輩赤葦
思考回路はショート済みで
目を見開く頼れる同級生木兎
でも、コイツは
分かってたんだろうなって思うの
何時も通りの胡散臭い笑み
それでも瞳はわたしの変化に戸惑っている
そんなわたしの同級生黒尾
それぞれわたしの大切な人
その人達が頷かないけど
続きの言葉を紡ぐ
“みんな”が“わたし”のために
―――死んで
ね？
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作者名：紫雲 | 作成日時：2015年5月21日 17時
