手繰り寄せた糸の先*ロロノア・ゾロ【リア友ちゃんリク】 ページ14
「おい、アイツ…」ヒソ
「確かに…」ヒソ
「「せーのっ」」
ガバッ
また、真っ暗――――
そして、次に見るのは
鮮やかな赤、でしょ?――――
「なに!?また、Aが攫われただと!?」
「ゾロ!!落ち着きなさい!」
「うるせぇ!!あいつは…あいつは…!!」
「あれをAが望んでいると思うの?!」
「…チッ」
ダッ
「あっ!!ゾロ!!」
――――――――
1時間は経っただろうか…
相変わらず私の視界は黒い
「…そろそろ、かな」
ゴッドォォォン!!!
「な、なんだ?!」
いま、私がいるのは
恐らく3階
彼は1階の正面扉を破ったのだろう
ここからはもう何十回も経験してる
いやだな…
「A!!!今、助けに行くからな!!」
いや…来ないで…
昔は真っ暗闇の次に見える
優しく微笑む彼が大好きでひどく安心した
なのに、いまでは
「九刀流
――――阿修羅!!!」
私のためにそんな技使わないでよ…
いまでは、血塗られた彼の微笑みから
狂気と歪んだ重い想いしか汲み取れない
そんな風にしてるのは
きっと私のせいよね
ガッダァァァン!!!
2階に着いちゃった
どうすればいい?
昔の彼に戻すのはどうすれば?
私が
消エレバ
彼は
優しくて強いあの頃に
戻ル――――?
バッタァァァン!!!
ガチャ
「A!!!」
「……
A?」
『もう、私に縛られないで
バイバイ、
ゾロ――――』
窓に腰掛けて、
頭には袋を被ったまま
愛しい人に最後のお別れ
世界からフッと消え去った
私を縛っていた縄は中途半端に解けて
窓から垂れ下がってる
手繰り寄せた
もう何も残っては居なかった
「う、うわぁぁあああぁぁああ!!!!」
のちの、大剣豪の咽び泣く声だけが
暗い夜に響いていた
。:+* ゚ ゜゚ *+:。:+* ゚ ゜゚ *+:。:+* ゚ ゜
めーちゃん。お誕生日おめでとう!
過ぎてるのは知ってるけど!!
半年程、掛かった気がする…ごめんよ…
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紫雲(プロフ) - 水酸化カリウムさん» 水酸化カリウムって誰かと思ったよ!!報告するつもりが書き上げて満足してしまったよ\(^o^)/ ありがと~ 私も大好きよ! (2015年5月24日 20時) (レス) id: e6305ac013 (このIDを非表示/違反報告)
水酸化カリウム(プロフ) - うわわわわ!素敵すぎるお話ありがとう!ゾロも紫雲も大好きよ! (2015年5月24日 20時) (レス) id: 89b6420f68 (このIDを非表示/違反報告)
紫雲(プロフ) - 優希さん» ありがとうございます!二次元の前はアラシックでしたww頑張ります! (2015年4月15日 22時) (レス) id: e6305ac013 (このIDを非表示/違反報告)
優希 - 花宮のバレンタインデーの話が可愛らしかったです!!…どうでも良い話なんですけど嵐好きなんですか?花宮のもう一つの話を見てにやけてたのは確かです(苦笑 これからも更新頑張って下さい! (2015年4月15日 21時) (携帯から) (レス) id: 4fff41a325 (このIDを非表示/違反報告)
紫雲(プロフ) - ツクシさん» 了解いたしました!遅くなりますが宜しくお願いします〜 (2015年4月5日 23時) (レス) id: e6305ac013 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紫雲 | 作成日時:2015年1月28日 0時