おとぎの国に堕とされて【短編集】

最初からやり直したい＊トラファルガー･ロー【リア友ちゃんリク】 ページ2

※ヤンデレ、グ ロ注意

「アハハハ」


あぁ…ウゼェ
イライラする


「流石Aだな！」

「ちょっ！髪ぐちゃぐちゃになるじゃん！」


ソイツは俺のモンだ
勝手に触んじゃねぇよ


「アハハ！
あ！ロー！ローもこっち来なよ！」


その笑顔を他のヤツに
振りまいてんじゃねぇよ


「………？ロー…？」

「…A、こっち来い

お前にはまだ“躾”が必要だな…(ﾎﾞｿｯ」


「おい！今度は何したんだよA！」

「ｯな、何もしてないよ！」


「ｯA！…早く来い」









「ロー…??何で鬼哭(ソレ)…持ってるの…？
私、今、何処も悪くないよ…??」

「…言っただろ…？俺以外と話すなって…」

「ｯでも！「黙れ」…ｯ???!」

Aに鬼哭を向ける

途端にびくっと肩を震わせ
押し黙る

恐怖で少し涙目なAにそそられる


「なぁ、A…俺はお前を愛してる お前が望むなら何だってする 例えば…船員(アイツら)を殺せとか…」

「????!」

「それは、お前も同じだろ…」

「え…うん、好きよ、ローが好き」

「じゃあ何で俺の言う事が聞けない?!俺以外と話す?!俺以外に笑いかける?!何故?!何故?!何故?!何故?!何故?!何故?!何故?!」

「ロー…？」

「俺はお前を愛してる」

「…うん、分かってるよ 分かってるから鬼哭(これ)しまって？」


「俺はお前を愛してる…お前も俺を愛してる…
だったら…こうしてもいいよなｯ!!?」


「え――――――」







…何でだ…？

何で、今Aは

バラバラで血だらけなんだ…？

俺が握ってる鬼哭が血に染まってる…？


何処だ…？

何処で間違えた…？


俺は…

俺はただ、
お前が好きだっただけなのに…


「…おい、A
返事しろよ…
俺の名前を呼べよ…

ｯ笑ってくれよ…!!!!!」




＊ 最初からやり直したい ＊




そう思った時は既に手遅れ…





部屋には
彼自身が愛した女性の血や肉片が
散乱して

部屋の真ん中で妖刀を片手に
女性だったものを

慈しむような
悔しがるような
歓喜するような

なんとも言えない表情で佇んで眺める
船長が独り








初っ端からやらかした！！ごめんなさい！
こちらはリア友ちゃんリクでトラファルガー･ローでした！

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