不良少女と癒し系王子((紫)) (ページ22)

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そんなある日のこと

あたしはひまりと買い物に出かけてた

ひまり｢ねえねえ！お揃いのもの買おうよ！｣

貴女｢そんな女みたいなんやだわ｣

ひまり｢女でしょ～！｣

貴女｢そういうことは中間にでも言うとき｣

ひまり｢なっ、！？｣

そう言うと真っ赤にするひまり

ほんと可愛くて羨ましい

その時だった

？｢や、やめてくださいっ…！｣

？｢離せっ！｣

"お前みたいなやつにこんな可愛い子似合わへんから引け言うてんねん(笑)"

不良に絡まれてるあいつらは…

ひまり｢あの子、楠木莉子って子と藤井くんって子じゃ…｣

あたしは無意識に体が動いていた

貴女｢離せよ｣

莉子｢っ…！｣

"ああん？"

貴女｢その手を離せ言うてんねん。あんたらみたいな男がこいつに叶うわけないやろ(笑)｣

"なんやと！？この…！"

一人の男があたしに殴りかかろうとした

だが私はその手を掴み

"いでででででで！！？"

手をねじった

"や、やめろ！！"

"お、おい。こいつあの有名な花咲じゃね？"

"ま、まじかよ！"

"わ、悪かった！離してくれ！"

あたしはそいつの手を離すと一目散に逃げていった

貴女｢大丈夫か？｣

莉子｢っ…、怖かったですっ…！｣

そう言って抱きついてくる楠木莉子

こいつ、前はあたしの事怖がってたくせに

良くわからんやつやな

流星｢………です｣

貴女｢あ？｣

流星｢最高です！姉貴！！｣

あ、姉貴…？