47話 ページ2
道徳の授業。
つまり、学園祭に行う劇の練習の時間だ。
配られた台本をぱらぱらめくって目を通す。
立ち位置、セリフ、動き。
一つ一つを確認する。
貴女「神童くん、ここのシーンって・・・」
神童「あぁ、ここは上手側に動くんだな」
他の役の人とも打ち合わせ。
普段こんなことをしない私が、何故真面目にやっているかというと。
霧野「・・・お前さ、まだ怒ってる訳？」
貴女「うるさい。今台本読んでるの。」
霧野「強情だな・・・」
霧野に今、ものすごくものすごくムカついているからだ。
神童くんの事はともかく、
なんでかわからないけどイライラする。
なんでかなぁ。
変だな、私。
最近、小さなことですぐイライラしてしまう。
うーん・・・疲れてるのかな？なーんて。
まぁとりあえず、霧野を許す気はない。
神童くんと近づけたと思ったのに、
こいつのせいで台無しじゃないか。
水鳥「はいはい姫と王子、さっさとやるぞー」
貴女「はーい」
霧野「姫って呼ぶなっての」
机は全部端に寄せ、練習ができるようにセットしている。
他のクラスでは、歌声や演奏が聞こえてくる。
この時間は、全校一致で道徳の授業なのだ。
水鳥「総監督の水鳥さんに従えよー」
倉間「はいはい」
水鳥「『はい』は一回だ！
よしっ、台本見ながら合わせるぞ！」
初めの場面。
姫と王子が、お城で遊んでいる場面だ。
王子の名前はノエル、姫の名前はリラ。
幼馴染という設定らしい。
霧野「ノエル、こっちこっち」
貴女「リラ待って・・・」
霧野「おっそいなぁ」
上手へ向かって走るリラを、ノエルが追いかける。
もちろん台本を持ちながらだが。
霧野「男なのに遅い！俺・・・じゃない、わ、私・・・の方が速いよ」
水鳥「ストップストップ！！」
水鳥の声が響く。
そりゃそうだ。一人称は大事だもの。
霧野は水鳥に怒られている。
・・・はぁ、こんなんで大丈夫なのかな・・・？
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y - こんばんは。あなたの小説、私は今でも読んでいます。今年はイナズマの新作アニメが始まりますね。またあなたの作品が読めることを楽しみに願っています。 (2017年5月22日 0時) (
レス) id: e3b1ae5e34 (このIDを非表示/違反報告)
しぃ@イナイレ - 正直…寂しいですっ！また戻って来てくれるのを楽しみにしています！^^ (2014年4月10日 22時) (レス) id: ad97b7eaf8 (このIDを非表示/違反報告)
エミ@愛新覚羅(プロフ) - なんか寂しいですけど、またここに帰ってきてくれることを信じています。でも新しく作り直さなくてもいいと思います。私はこの小説、好きです。また戻ってきてくださった時は教えてくださいね^ ^ (2012年12月13日 21時) (レス) id: 757fa23758 (このIDを非表示/違反報告)
ＲＩＡ - Ｎｏａｈさんのことも小説のことも大好きです((いきなりすいません(泣)なのでまたここに来ることを楽しみに待ってます＾＾ (2012年11月21日 13時) (携帯から) (レス) id: 9d6eb6d0c6 (このIDを非表示/違反報告)
たお - それはあなたの自由だと思います。私はあなたが大好きなので、無理に引き止めたりしません。あなたが一番良いと思う答え。それが私の望みです。すいません。なんか変ですね(笑)…待ってます。 (2012年11月19日 23時) (レス) id: d0ff0a894d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：。+*Ｎｏａｈ*+。 | 作者ホームページ：http://commu.nosv.org/bbs/t%3A%E3%80%82%20%2A%E3%81%AE%E3%81%82%E3%82%8D%E3%81%9...
作成日時：2012年8月31日 17時
