*大好きな君と*2 【HUNTER×HUNTER】短編集 (ページ36)

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子供の頃は　curarpikt ページ36

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A「クラピカは子供の頃どんなだった？」

私の大切な仲間は私にそう聞いた。

クラピカ「…私か…？」

A「うん」

クラピカ「私が幼い頃は…とにかく外に出たくて、じいさまに毎日のように外に行かせてくれ、とわがままを言っていたよ」

A「そうなんだ～…毎日か笑」

クラピカ「あぁ、よく父に猪突猛進だと言われていたな」

A「そんなにー？

小さい頃のクラピカ見てみたかったなぁ……」

彼女は目を閉じた。

何を思っているのだろうか

少し、寂しそうだ

クラピカ「…一回か、忘れたが」

私が言葉を発すると彼女は顔をゆっくりとあげた

クラピカ「じいさまに…くそじじい、と言った記憶がある」

A「………ぷっ…」

私の目に映るのは笑いをこらえている彼女の姿

笑ってほしかったんだ。

A「このクラピカが…？

今の姿から…考えても……いわなそうっははっ！」

クラピカ「そんなに笑わなくてもいいだろう！//」

自分で言ったはずなのに恥ずかしかった。

まぁいいさ

君が笑ってくれたから

(くそじじいか…クラピカ大声で言ってそう)

(…言ってたよ)

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