【千と千尋の神隠し】一生忘れない思い出を part2

驚き ページ14

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ハク「ど、どうして……」





自分でもどういう状況なのかよくわかっていなかった。

自分が何をしたのかさえわからない


どうしてAはここに……？






リン「っ……多分聞いちまったんだな………何でかはわからないけど気を失ってる……

さっき見つけて何回も呼んだんだけど目ぇ覚めねぇんだ」





ハク「！？

千にはここを教えていないぞ！？何故だ！」





リン「そ、それはオレが言ったんだ……すまねぇ……


でもな！


オレがここのことを言った瞬間千は自分からここに来たんだよ！




『ハクは何処』って！！」





ハク「！！」






リン「多分お前のこと心配してたんだぜ！？」





心配。


その言葉をきいて胸が痛んだ


Aは私のことを心配してくれていたのに…あんなことをしていたなんて……





ハク「……すまない……


千は私が預かろう…」





リン「…おう……」





気を失っているAをリンから任せてもらい、抱き抱えた。





ハク「リンはこの部屋の掃除を頼む

私は部屋にいるから何かあったら呼びなさい」






リン「わかったよ…





ずっと側に居てやれよ」





ハク「………わかっている」





水「………今日のところは許すとしようかのぅ……」





リン「水……」





ハク「お客様、大変無礼なことをしてしまい申し訳ありませんでした。

この件に関しては…水「いいからはよう行きや」え…？」





水「…そなた、さっきよりもいい顔をしておる……


千には少しあれだが……名前をくれた恩人じゃ



今日は目が覚めるまで一緒にいなさい」





ハク「…！！

はいっ！失礼します！」






深くお水様に礼をし、急いで部屋へ向かった。

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