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◎章大side
渋やんが出て行って2人きりになった個室は、なんともいえない不穏な気まずい空気。
いまだかつて僕とAちゃんの間にこんな空気が流れたことはなくて、それを自覚した瞬間僕の頭に登ってた血が急激に冷えた。
あかん、これはあかんぞ
「…もう帰る」
そう言って立ちあがってドアに向かおうとする彼女を慌てて捕まえる。
「ちょ、ちょっと待って。何で帰んのよ」
「だって、紹介したくないんでしょ？」
「は？」
「―――渋やんさんにも錦戸さんにも私の事彼女だって紹介したくないんだからお店に迷惑だし。だから帰る。章大君は好きにすればいいよッ、、」
え、待って、待って
なんと
目の前のAちゃんは泣いていた。
―――僕が、泣かせた。
「…なんで泣くのよ」
「わかんない」
言うてくれな、わからんし。
自分の気持ちやんか。
「私は、章大君の今までの彼女と違うのは会った時からわかってたことだし。わかってて付き合ってるのに、なんでこんな気持ちになるのかわかんない。自分がこんなに嫉妬深くてわがままだなんて思わなかった」
一息で言い切った彼女は、僕が掴んだ手を振り払うようにぶんぶん振ったけど、絶対手を離す気はなかった。
『今までの彼女と違う』ことをしちゃったから。
君を、不安にさせた。僕が。
「章大君が他の子にしてることを想像したら、もう気持ちぐちゃぐちゃでッ。バカみたいだし、子供みたいに泣いたりしてはずかしい…！」
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めろんぱん(プロフ) - きりん虫さん» ほっておかないで！お泊まりぃ！！ でも別の沼も気になる。。 (2021年9月17日 22時) (
レス) id: b5cc118e0b (このIDを非表示/違反報告)
きりん虫(プロフ) - めろんぱんさん» 別の沼に夢中になっているうちにこっちの章大君のことを放置しておりました…。反省。 (2021年9月17日 21時) (レス) id: 3c36dba7b1 (このIDを非表示/違反報告)
めろんぱん(プロフ) - 二宮くぅん！！！！！！！ はぁはぁ。（おかわり） (2021年9月17日 13時) (レス) id: b5cc118e0b (このIDを非表示/違反報告)
めろんぱん(プロフ) - きりん虫さん» ナイス二宮投入。うちのにも出すかな。お泊まりお泊まり！！！！ (2021年8月9日 19時) (レス) id: b5cc118e0b (このIDを非表示/違反報告)
きりん虫(プロフ) - まろりー。さん» ありがとうございます！かわいい仲良しになっていますでしょうか先生… (2021年8月9日 19時) (レス) id: 3c36dba7b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きりん虫
| 作成日時：2021年4月23日 12時
