3.in the bathroom… ページ3
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キリのいいところで仕事を切り上げて大野さんの運転する車の助手席に乗り込んだ。
行く先は決まってバーかホテル。
今日はホテル直行らしい。
部屋に着くや否やベッドに押し倒される。
乱暴すぎないかなこの人。
「もうちょっとムード作りとか…」
「俺そういうの苦手」
「…知ってますけど」
いつも唐突。
急に変なタイミングでキスしたりするし。
でも結局気付けば大野さんの快楽に溺れてるけど。
「せめてお風呂入らせてください」
「良いけど早く上がってきてよ？」
「せかせかしてるなぁ…分かってますよ」
ベッドからよいしょと起きて脱衣所に向かう。
パサりと服がはだけていくと同時にタイミング良く大野さんが来た。
「やっぱ俺も入る」
「大野さんと入りたくないです…」
「なんで」
「ベッド行く前にヘトヘトにさせられるから」
「ムラムラするんだよ」
「発言がオジサン」
「まだ30前半ですぅ」
他愛もない会話をしながら当たり前のように2人で浴室に入る。
シャワーのお湯が徐々に浴室を曇らせていく。
霞む筋肉質な大野さんの身体。
すごく色気を感じる。
甘いボディーソープの香りがふわりふわり。
大野さんの艶っぽい瞳がゆらりゆらり。
「大野さん」
「呼び方変えて」
「…智」
「んふふ。なぁに？」
「好き」
「知ってる」
大野さんは私が好きと言っても決して好きとは返さない。
本人曰く好きの安売りはしないらしい。
本当に好きだと思った時に言うらしい。
つまりまだ私のことを本気の恋愛対象だと思ってないってことらしい。
もはや愛人なのかその手のフレンドなのかも分からない。
「A今何考えてんの」
低く掠れた声。
この時しか聞けない声。
ドキンっと大きく胸が波打つと大野さんの整いすぎな顔が徐々に近づいて唇が重なった。
優しいキスからどんどんリズムが激しくなるキス。
初めてキスした時この人の器用さには本当に腰を抜かした。
舌が絡まれなぞられる口内。
やばい。ふやけそう。
「ん…ふ…っ」
「は…すげぇ顔だね」
「ねぇ早く、お願い…抱いて」
「もうちょっと楽しませて」
欲しくて堪らない。
でもねだってもまだお預け。
ペロリと舌を出した悪魔に弄ばれ、
「あ…っ！」
声が止まらず熱を上げた。
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かおりん(プロフ) - きりこさん» こちらこそお読みいただけてるなんて嬉しいですw(なんせほとんどコメントつかないので1人孤独な戦いをしてるものでw)はい、これからも遊びに来ます(*´∇`*) (2019年5月14日 23時) (
レス) id: 06acd18c63 (このIDを非表示/違反報告)
きりこ(プロフ) - かおりんさん» あわわわ！かおりん様からのコメント光栄です！！！実はひっそりと愛読してます！！（小声）そう言って頂けて本当に嬉しいです！！ぜひお願いします！！！ (2019年5月14日 22時) (レス) id: f37ad4f3b7 (このIDを非表示/違反報告)
かおりん(プロフ) - ドSさとぴがドストライクです！！また遊びに来まーす！！ (2019年5月14日 19時) (レス) id: 06acd18c63 (このIDを非表示/違反報告)
きりこ(プロフ) - ようちんさん» はじめまして！コメントありがとうございます！無事このお話も完結しました(*^^*)ブラック櫻井さんと小栗ちゃんの掛け合い書いてて楽しいんですよヽ(*´∀｀)ノありがとうございます！ようちんさん最後までお付き合い頂けるときりりん感激です\(//Д//)/ (2019年5月13日 22時) (レス) id: f37ad4f3b7 (このIDを非表示/違反報告)
ようちん(プロフ) - はじめまして！楽しく拝見しています！大野さんとうまくいって欲しいな！ブラックな櫻井さんとの絡みが絶妙ですね〜(*^^*)すごく面白いです！いい味だしてますよね〜続きが楽しみ！頑張ってくださいね。 (2019年5月13日 17時) (レス) id: 1b12d1d40f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きりりん
| 作成日時：2018年10月21日 9時
