9.気まぐれじゃない ページ9
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2日間の休日の間、次の日寝れば清水さんへの興味が薄れてるんじゃないかを繰り返し結局薄れないという。
これやっても意味が無いことはどこかで分かっていた。
じゃあ、何でやってんだって話なんだけどね。
久々の感覚で内心戸惑ってんだろう。
今の俺はちょっとカッコ悪いかも。
そんなこんなで休日を終えて月曜日がきた。
あの子は今頃バイトしてんのかな。
てか何歳なんだろ。見た目からして20代前半っぽい。
中身が落ち着きすぎてるからもうちょっと上？
昨日会ったばかりの子だからあまりにも情報源が少なすぎる。
もっとあの子の事を知りたい。
マジで久々だわこんな気持ち…はっずかし。
頭の中はあの子の事と仕事終わりにコンビニ寄ってみようかなって事ばかり。
こんなんで仕事出来んのかって話だけどそこは不思議とできる男だから割り切れちゃう。
「二宮さんあの仕事量もうさばいたんですか！？」
目を丸くしてそう言ったのは隣のデスクの山田。
俺の可愛がってる後輩でよく飲みにも行く。
山田が言った仕事量とは朝に置いてた今日やる予定だった資料の量の事だった。確かに結構な束だった。
昼休憩と別の小休憩は挟まずぶっ通しで続けた分終わった途端疲れがドッときた。
「山田、俺頑張ったよね？」
「え、えぇ…すごいと思います」
「んじゃ肩揉んで。疲れた」
「人使い荒いなぁ…」
ため息を吐きつつ揉んでくれる優しい後輩。
山田の指圧は丁度いい。
一緒にゲームしてるからそれで指が鍛えられてんだろうに。結論それも俺のおかげって事にしとこう。
「あ、今日ひと狩りしたいんですけどダメですか？」
「あぁ…今日ねぇ…」
「また予定あるんですか？…そろそろ女の子に刺されますよ？」
可愛い顔してコイツは意外とすごい事言ってくる。
山田もハッキリ言って女の子からの誘いはかなり多いけどその辺はきちんとお断りしてるらしい。
「山田くんは他人事みたいに言うんだから」
「俺その辺きっちりしてますよ？」
「知ってる」
「二宮さん本当に気を付けてくださいね。あとそろそろ俺にも時間くださいね」
そう言って肩をぽんぽんと叩くと山田は自分の席に戻った。
訂正しとけば良かった。
もう女遊びやめちゃうかもしんないよって。
今日からはいつもと予定が違いますからね。
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きりこ(プロフ) - ようちんさん» ようちん様〜！！お久しぶりです！クズ宮くんをなんとか更生させてほしいですね、、（主人公ちゃんに笑）背負い投げされる可能性大だとは思います。笑これからも頑張ります！！ (2019年10月5日 12時) (
レス) id: f37ad4f3b7 (このIDを非表示/違反報告)
ようちん(プロフ) - 楽しませてもらってます！ありがとうございます。クズ？な二宮さんが主人公ちゃんに惚れてどう変わるか楽しみです(*^^*)背負い投げされなければいいけど！と思います笑。更新頑張ってください！ (2019年10月5日 5時) (レス) id: 1b12d1d40f (このIDを非表示/違反報告)
きりこ(プロフ) - 愛梨さん» 愛梨様コメントありがとうございます！そう言っていただけるとすごく励みになります（ ; ; ）拙い物語にはなりますが今後ともお付き合いの方お願い致します！！！ (2019年10月1日 20時) (レス) id: f37ad4f3b7 (このIDを非表示/違反報告)
愛梨 - とーっても面白いです。更新大変だとは思いますが、頑張ってください。応援してます。 (2019年10月1日 20時) (レス) id: 0e5368ec08 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きりりん
| 作成日時：2019年10月1日 18時
