22.断末魔が響く個室 ページ22
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「ェェエエエエエ！！？」
「相葉ちゃんうるせぇ」
「いでっ！」
相葉さんの断末魔が個室中を駆け巡る中大野さんが相葉さんを軽く叩いて黙らせた。
普段なら俺も“うるせえ”の一言くらい言って頬を鷲づかんでるとこだけど叫ぶのも無理ないから今日のところは黙って見てた。
現状の説明をすると久々に5人の予定が合って飲むことになった。
それで和気あいあいとした雰囲気の中で俺は先週の出来事を全部4人に話した。Aちゃんの連絡先貰ったって話もちゃんとした。
そうしたら空気一変。笑い声が一切無くなった。
からのさっきの相葉さんの断末魔ってところ。
「えっと···被告人にちょっと良いですか？」
翔ちゃんが眉毛を八の字にさせて手を静かに挙げた。
被告人と呼んで俺の方に視線を向けてるって事は俺が被告人なの？そうなのね？？
俺が理解するまで時間がかかってると「どうぞ」とＪが真面目な顔で声にした。
Ｊは発言的に裁判長のつもりだ。てか貴方までボケに回られたらツッコミ不在なんですけど···
「展開早くないスか···」
目をパッチパチさせて俺に訴えかけるような顔をする翔ちゃん。
「いや、分かるよ。翔ちゃんが」
「被告人勝手に語り始めるのはやめなさい」
「···裁判長良いですか」
「どうぞ」
そこまで忠実にする！？とは言えなかった。
だってあまりにもＪが楽しそうだから···可愛いから許す。
「翔ちゃんが言いたいことは分かる。俺も土日めちゃくちゃ考えたもん。もっと段階踏むべきだった？って」
「いや、俺も今までの遊び人和也さんなら理解出来るんだけど···今回のはガチなやつでしょ。だからもっと慎重だと思って、いや、ニノが良いなら良いんだけど！」
あぁぁ···翔ちゃん出来る子！さりげなくフォローまでしてくれてる。
すげぇ理解してくれるじゃん···遊び人は余計だけど！
和也さん感動しちゃう！
「翔ちゃぁん···っ正直未だに連絡先聞いて大丈夫かなとか思ってるのよ。でもそれ以上に幸せだからもう良いかなって」
翔ちゃんの優しい母性溢れる眼差しを目の前に普段人前では言わないであろう素直な言葉が出てくる。
翔ちゃんはそれを「そっか」と言いながら相槌を打ってくれる。
翔ちゃんは落ち着いて聞いてくれるから聞き手としては最高な相手。
Ｊもそれに当てはまるし的確なアドバイスもくれる。
それに比べて問題は残りの2人だ。
やけに落ち着く2人から視線を移動させる。
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きりこ(プロフ) - ようちんさん» ようちん様〜！！お久しぶりです！クズ宮くんをなんとか更生させてほしいですね、、（主人公ちゃんに笑）背負い投げされる可能性大だとは思います。笑これからも頑張ります！！ (2019年10月5日 12時) (
レス) id: f37ad4f3b7 (このIDを非表示/違反報告)
ようちん(プロフ) - 楽しませてもらってます！ありがとうございます。クズ？な二宮さんが主人公ちゃんに惚れてどう変わるか楽しみです(*^^*)背負い投げされなければいいけど！と思います笑。更新頑張ってください！ (2019年10月5日 5時) (レス) id: 1b12d1d40f (このIDを非表示/違反報告)
きりこ(プロフ) - 愛梨さん» 愛梨様コメントありがとうございます！そう言っていただけるとすごく励みになります（ ; ; ）拙い物語にはなりますが今後ともお付き合いの方お願い致します！！！ (2019年10月1日 20時) (レス) id: f37ad4f3b7 (このIDを非表示/違反報告)
愛梨 - とーっても面白いです。更新大変だとは思いますが、頑張ってください。応援してます。 (2019年10月1日 20時) (レス) id: 0e5368ec08 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きりりん
| 作成日時：2019年10月1日 18時
