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8 わからない ページ8
「そりゃヒーローは助けて何てくれないからさ」
助けてくれない…？一体どういうことだ
『どういうことだ』
「まぁ簡単に言えばヒーローは“自分の個性と現場を比較して助けに行くか否かを選ぶ”ってこと 少なくとも私が見てきたヒーローはそうだった まぁ詳しく語る気はないからね 今君に伝えることはこれだけで十分なはずさ」
十分…？ そんなわけない
『あなたは…ヒーローを軽蔑しているんだな…』
「軽蔑…ねぇ まぁしてるっちゃしてるね」
『なんで…!!!』
「しょーがない、これだけ言ってあげるよ
私、無個性なんだよね」
『は…』
嘘だ、さっきのは個性だった
「あ、“嘘だ”って顔してるね ﾊﾊｯわかりやすいね君 んでね、あれは個性じゃない 他のもの 君たちと交わることは一生ないんじゃないかな」
わけがわからない なんだ個性じゃない他のものって…
この世界は個性持ちが約8割、無個性が2約割である
僕もこの前までは
「これでも下がんないのー？めんどくせー ま、そこは飛ばして…ヒーローが嫌いな理由でしょ？ ちょっと長くなるよ」
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作成日時：2024年1月9日 7時
