護衛するのはシャイガール（笑）でした (ページ7)

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7 殺人鬼に守られたページ7

緑谷side

気持ち悪い敵(ヴィラン)がかっちゃんに襲いかかる

「「『かっちゃん/爆豪!!!!』」」

だめだ…!! 間に合わない!! 動きたいのに足が痛くてっ…!!!
僕には何もできないのかと思っていると

【爆ぜろ】
バァぁん

「「「『は』」」」

「ハハッ」

突如降ってきた女性によって殺された

『な、なにを…』

切島「い、いま…殺したよな…」

「？うん、殺した」

『なんでそんなことを…!!!』

「？？？なんでって…君たちを守るためだけど」

轟「おれたちを守るにしても殺すまではないだろ」

爆豪「おれぁ守られなくたってヘーキだったんだ!!!」

「はいはい、好きに言ってな」ﾁﾗｯ

!!この人、いまオールマイトの方みたよな？

「お前らは先に戻ってな」

轟「あんたはどーすんだ」

「いーからいけって」

トコトコ

やばい!!オールマイトの方に行く気だ!! 止めなきゃ!!!
『あっ…』

くそっ痛くて立てやしない!!

彼女はオールマイトの方に行ってしまった

何を話しているんだろうなんでその姿になってしまったか？それとも──《がぁあ"ぁあ"ぁぁ!!!》

『え？』

さ、さっきの気持ち悪い敵(ヴィラン)の仲間か!?
やばい、死ぬ…!!
『うわぁぁぁあ!!!!』

どうしようどうしようそんな事を考えている暇なんてないのに…!! 動かなくちゃいけないのに!!動けない!!!

ドンッ

【死ね】

《あ"ぁああが…アァ……》

敵(ヴィラン)は灰になって消えていった

『え…？』
目の前で死ぬのを見てしまった簡単に生き物は死なないと思っていたでも、簡単に死んでしまった

僕を助けてくれたことには変わりないけど、だからといって殺すのはやりすぎだ
つまり僕は殺人鬼に守られた……

『なんで殺したんだ…!!!』
僕は勢い余って立ってしまった足は痛いまんまだ

「だから、守るためだって」

『守るためなら殺してもいいっていうのか!!』

「いや、あれは殺さないといけないんだって」

『なんで殺さないといけないんだ!!!』

「殺さないといけないからだよ」

『だから!!!それがどうしてだって聞いてるんだ!!!!拘束すればよかったじゃないか!!!!』

「拘束しても意味がないから殺ったんだじゃない」

『意味がないなんてわからないだろ!!!』

「…だぁるだからヒーローは嫌いなんだよ…」

ヒーロが嫌い…？

『なんで…ヒーローが嫌いなんだ…』

「なんでってそりゃ──」