護衛するのはシャイガール（笑）でした (ページ19)

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19 呪詛師ページ19

『えー次は“呪詛師について”話そうかな』

相澤「じゅそし…」

『呪詛師呪詛師は私たちみたいにパンピーを呪霊から守ってるわけじゃない逆に呪術を使って人を殺すんだ』

「「!?」」

『呪詛師は呪霊と違って人だからね知性があってよりメンドイそれに私達は呪術規定により呪詛師は死刑対象だからね見つけたら即処刑だね』

根津「処刑…ということは殺すのかね？」

『そりゃーねいけないことをしたんだから当たり前でしょう？』

相澤「だからといって殺すのは…!!」

『はぁ、どこまでお人好しなんだか
お人好しヒーローには理解できないようだから簡単に言ってあげる
100人の悪人を取るか1人の善人を取るか

もしこの2択が今目の前に現れたらどうする？』

相澤「どうって………」

『ここで即言えないなら君は弱い判定だよ

もちろん私は1人の善人を取るよ』

相澤「…なぜ、…」

『なぜもクソもなくない？そりゃあ100人なにかしらしたんだもん、仕方ないよねっていう感じだけど』

あと呪術規定に基づいて

根津「殺さずに拘束するという手はないのかね？」

『いやぁ拘束してもいいんだけどさ別に私たちにはこれとしたラスボスはいないわけだから何かしらの情報を持ってるやつは少ないんじゃないかないたとしても呪霊のことだし』

相澤「…ですが殺す理由がわかりません」

『そんなこといわれても…言うなら私じゃなくて上に言えよ私別に偉いところの人じゃないから』

多分そう
御三家じゃないし

『それにそんなやついつ出てくるかわかんないし出てきたなら相当の強者に違いないそれが街に放たれたら一瞬でこの街は終わるかな』

相澤「……──キーンコーンカーンコーン
あ、チャイムが鳴った

根津「相澤くん、一旦終わりにしてクラスに戻るのさついでに狗巻さんもご案内するのさ」

相澤「……はいこちらです」

こりゃ納得いってないみたいだなまぁ私には関係ないことだ

相澤「ここがA組ですあとこれからは敬語を外させていただきます一応教師と生徒という台場でもあるので」

『へいへいわかりましたよーあ、私猫かぶるから把握よろー』

ガラッバタッ

ドアでっか頑丈そうだ壊れなさそうだね安心安心
私こう見えて過去に数回壊しちゃったんだよね
まぁ、あれは事故に過ぎないさ

「「「「「ガッポｫイｨ!!!!!」」」」」

!?!?!? うっさ!! なにがっぽいって流行語？

相澤「入ってこい」