護衛するのはシャイガール（笑）でした (ページ15)

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15 任務前ページ15

夜蛾「校内に呪霊が大量にいるから祓いまくれ」

『うん』

……え、それだけ？

『え、ほかなんかないの？』

夜蛾「何もなくはないがこれだけわかっていれば大丈夫だ」

先生ってたまに雑よね “何もなくはない”ってなにさ

夜蛾「それじゃあ制服(これ)に着替えてこい」ﾎﾟｲｯ

『おぉ…』

－－－－－－－－－－－－－－－--

『着替えてきたよぉーん』

「「「「おぉ…」」」」

『なにその微妙な反応』

家入「いや…なんか…目立ちそう」

五条「わかる」

夏油「呪印が目立っているよとても」

『…じゃあマスクかまぁそれはコンビニによって買うとして… てか意外と制服似合ってるっしょ？』

家入「うん似合ってる」

五条「でも高専の制服のほうがいいな」

夏油「見慣れないから違和感がすごいよ」

『新鮮でいいじゃんかかわいいかわいい多分』

夜蛾「Aにはすまないがかわいくならないようにしてくれ」

『はぁ？なんでよ折角他校の制服を着てるっていうのに』

夜蛾「目立ちすぎてもそこそこ大変だろ」

夏油「確かに授業中にとやかく言われる心配も少ないね」

夜蛾「そういうわけだ硝子、頼めるか」

家入「おっけーでーすかわいくならないようにしまぁす」

『鬼かよ!!!なんでだよね～!! いみふ!!!』

家入「はいかんせー」

「「「おぉー…」」」

今の私はぴしっと制服を着ていて如何にも優等生って感じ
狙いとしては血色が悪い＋下を向くことで関わりづらいなって思わせ、存在を忘れられる=(イコール)呪霊祓い放題というわけらしい

『いや誰だよ』

鏡みて自分だと疑うんだけどさすが硝子まじすげぇ

夜蛾「あ、もういかないと間に合わないぞ」

『え、いつから行くの』

夜蛾「遅くても8時30に着けばいい」

『静岡に行くのに3時間？かかるんだっけ今は5時…』

5時だよめっちゃ眠いよでもなんか慣れちゃったんだよねぇこれぞ呪術師の運命(さだめ)って感じ

『コンビニよりたいからもう出たほうがいいよねぇ……あ"ぁ嫌だ行きたくない下を向いていきたくない』

五条「気にするのそこかよふつーヒーロー共と過ごしたくないだろ」

『それもあるけど自分の顔に恥一つ感じてないのに下を向きたくない』

夏油「ナルシストがでてるよ」

家入「まだいいほうだろ」

夏油「それもそうか」

ﾀｯﾀｯﾀｯ
「狗巻さん!!」

『あ、昨日の監督』

「行きますよ!! 早くしないと怒られます!!」