～狂った世界～ (ページ37)

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37.白ページ37

ラウ「めめ…だったの？犯人…」

目黒「そーだよ…ごめんな、今まで」

ラウ「なんで！あんなに仲良くしてたのに！」

目黒「仲良くみえてたんだ。それは演技力のお陰かな」

ラウ「演技？」

目黒「俺はあの人達に嫌な思いをさせられた。」

ラウ「俺は…」

目黒「もちろん、ラウールには何も…だけど俺の姿を見てしまったからには…」

ラウ「殺すってわけか」

目黒「そうだな」

ラウ「じゃあ俺を殺す前に…ひとりひとりなんで殺したか教えてよ…」

目黒「まあ、死ぬんだもんな。いいよ…まず、先に…前あるとこの工場長が死んだ…そしてその後工場長の息子が死んだ。実は工場長の息子は俺の親友だった。」

ラウ「工場長ってあの事件の？」

目黒「そう、だから…その時現場に行ったのは佐久間くん、しょっぴー、舘さん、康二。最初はその4人を殺そうと思った。だって、その4人が犯人を捕まえてればしっかり…親友は殺されなかったんだ。」

ラウ「だからって」

目黒「康二は普通に成功…康二を殺したあと殺人の楽しさに目覚めた俺はバレないように岩本くんを殺し、次にしょっぴー…あの時あべちゃんを殺さなかったのはじっくり楽しみたいから…」

ラウ「めめ、怖い」

目黒「それから舘さんを殺した。そして、佐久間くん。そして4人で寝た時…その時に深く眠らせようとラウール、あべちゃんに薬を吸わせ、ふっかさんにも薬を吸わせようとした瞬間起きてしまった。だからふっかさんに今までの犯行がバレてしまったから…殺した。ちなみに、深く眠らせよーとしたのはあべちゃんの部屋にあるものを取るため。」

ラウ「…」

目黒「そしてあべちゃんは、俺以外の8人の中で犯人が俺だって唯一当ててきた。だから殺した。」

ラウ「最後は俺か…」

目黒「じゃあね…ラウール……」

俺は目を瞑った。
多分あと数秒で俺の心臓を突き刺すんだろ…