ガラスの支え (ページ16)

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ラウール、最近部活に来ない。
おかしい。

反応も変だし、最近びくびくしてるように見えた。

学年が違うから細かいことはわからない。

けど、俺がラウールとこの下駄箱で会う前…

俺の下駄箱にあるものが入っていた。

それは小さな紙。

初恋女の計画表という。

そして、ラウールに聞けばあの感じ。

？「目黒ー！！！！！」

目黒「佐久間くん」

佐久間「何それ」

佐久間くん、同じ学年だが何故か俺が若干敬語。そして君をつけている。

佐久間くんにこの小さな紙を見られそうになったから隠したがすぐに取られた。

目黒「あぁ」

佐久間「ん？初恋女の計画表？何これ、目黒そんな…」

目黒「これは、ラウール…」

佐久間「ラウールか。心配なんだよ俺。最近来ないし。ラウールと話すのが楽しくて行ってるみたいな時もあったんだよ？」

目黒「原因はこれかと」

佐久間「許せないな。部員に声掛けなきゃ」

目黒「あまり、広めないでくださいよ？」

佐久間「わかってるって！任せてよ」

心配だけど…な…

てか、なんで俺の下駄箱にあんな紙が入ってんだろ。

間違えたのか…

それとも、俺がラウールの先輩だからなのか。