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20頁 緑 ページ20
深澤「やっべ〜、時間ねぇよ」
佐久間「やばいやばい」
阿部「ほんとだよ、授業に遅れたくないから早く〜！」
佐久間「もー、あべちゃんは真面目だな！」
阿部「これが、普通なんだよ」
何とか授業に間に合った。
音楽室に入った瞬間チャイムが鳴った。
深澤「危ねぇ」
佐久間「セーフ！！！」
音楽の授業が始まり先生の話を聞いている。
先生「はい、次のページを見てください」
そう言われ捲ると
見覚えのないプリント
裏を見ると
『阿部くんへ。今日の放課後教室に残っててください。話したいことがあります。』
あぁ、これはあの…罠か。
だけど
『素能玉子より。』
あれ。
素能さんって隣のクラスの。
罠なのか？
本当だったら素能さんが可哀想。
とりあえず、教室に残ってあいつらだったら思いっきり逃げよう。
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作者名：喜梨果 | 作成日時：2020年10月7日 22時
