明日僕がいなくなったらどうしますか？ (ページ1)

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俺は小学校の頃から勉強が大好きで昼休みなんて友達と遊ばず、ひたすら勉強したり、図書室に行って本を読んでいたりした。

毎日毎日
「亮平、サッカーしない？」
「亮平、鬼ごっこしない？」
って聞かれたけど断ってきた。

確かにみんながサッカーや鬼ごっこしてる姿を見て楽しそうだなって思ったことはあるけれど…

前から1人で過ごすのが好きで、勉強してる時、本を読んでる時が俺の1番大好きな時間だった。

ある日の昼休み、図書室である本を見つけた。

それは
～明日僕がいなくなったらどうしますか？～

その時は題名を見ただけ。

読もうとした時チャイムが鳴ってしまった。

また次の日図書室に行ってその本を借りようとした。

だけどどこを探してもその本はない。
先生に聞くと

先生「あ～、その本はね近所の図書館から借りてたからもう期限も来たし、返しちゃったよ。」

もう、読めないのかな。
その本。

印象的だったから題名は覚えていた。