第玖話 ページ11
あれから数ヶ月がたった
ある日のこと
『？清明どこが出掛けるのか』
清明｢あぁ。今日はあのジジィとの勝負の日でな｣
あの勝負のことか…
ならあと少しでかあ様は…
清明は……
『そうか。お前も面倒事よく引き受けるな清明。オレならあのジジィぶっ殺しそうだ』
清明｢ハハッだろうな｣
鬼童丸｢清明様｣
清明｢鬼童丸か、では行ってくるな｣
『迎えにはいく…』
清明｢それなら勝たねばな｣
『ﾌｯ』
清明は内裏の白洲に向かった
数刻後…
そろそろか
オレは畏で影の中に入り鬼童丸の傍に向かった
ｼｭﾝ
『鬼童丸』
鬼童丸｢A様。もうすぐで来られると思われます｣
ｻﾞｯ…
『清明』
清明｢Aか来てくれたのか｣
『来るって言った』
清明｢そうだったな｣
鬼童丸｢今回は危のうございましたな…｣
『しくじったか？』
清明｢いや、面倒なことをあのジジィが持ってきてな。ふん…いつもやっかいなジジィだ｣
ﾌﾜ…
清明｢見ろ鬼童丸、A。美しい都だとは思わないか。妖が空をかけ、人々は自然と共に生きる。光のうつろいを感じ＿＿日が落ちれば闇を畏れる。”陰”と”陽”の完璧に交わったこの美しい都は”…私が完成させた｣
ｻﾞﾗｻﾞﾗ…
清明｢…この陰陽の都を永遠の秩序にしたい。そのために私は永遠を生きなければならないのだ。Aのためにもな｣
清明はそう言うとオレを白骨化したものの逆側に引き寄せた
清明｢なのに…なぜ人は”必ず死に””再び闇に還らねば”ならないのか｣
ﾎﾟｯ
ｻﾞｧ…
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月夜姫(プロフ) - 窓硝子さん» ありがとうございます！！更新頑張ります！ (2017年8月29日 7時) (
レス) id: 6b689cba3d (このIDを非表示/違反報告)
窓硝子 - 面白かったです！更新頑張ってください、応援しています！ (2017年8月23日 16時) (レス) id: 1c7a2c04ff (このIDを非表示/違反報告)
亜咲姫(プロフ) - 東條にこさん» ありがとうございます！そう言っていただけでとても嬉しいです！ (2016年7月6日 2時) (レス) id: 9ac28f4bb1 (このIDを非表示/違反報告)
東條にこ(プロフ) - とても面白かったです(*≧∀≦*) 更新がんばって下さい(^-^ゞ (2016年7月5日 15時) (レス) id: db321f67f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月夜姫 | 作成日時：2016年6月6日 20時
