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過去… ページ4

兄と会った場所

そこは病院だった

そして今、鬼に斬られたときの後遺症が残らないように、ここの大きな病院で薬を貰っている

そこで看護師さんから偶然聞いた話

兄にとっての朗報、

私にとっての悲報だった…

看護師「結構前に運ばれてきた冨岡蔦子さん、記憶喪失なんですって…弟さんのことは覚えてらっしゃるみたいだけど…他のことは何も覚えてないみたい…」

衝撃の事実だった

看護師さんたちが話していたから本当なんだろう…

蔦子姉さんに後遺症が残っていた

記憶喪失…

それも、私関しての記憶だけ

私が居る必要なんてない…

結局、私ってお荷物だったんじゃない!

そう考えた私は死を考えた…









.









.









.









でも、しのぶにバレて解毒剤飲まされた!

そして、しのぶがカナエ姉さんに告げ口して長い長い説教をされた

二人の説教が落ち着いた頃、私はすべてを話した

話し終わった後、カナエ姉さんとしのぶを止めるのに苦戦した

しのぶ「かなのを傷つけたやつは倍の苦しみを味わってもらわなきゃ!」

カナエ「そうね!可愛い妹が苦しんでいるのに相手が幸せなのは不平等よね!」

かなの『ちょっと!?待ってよ!?』

最終的に悲鳴嶼さんを莉乃(リノ)に呼んでもらったよ!

柱相手に丙隊士では到底敵わないからね!(←階級上がるの早すぎ)


こんな事になるなら、はじめから胡蝶家に産まれたかったなぁ…

暫く、私にはもったいないぐらいの幸せな時間がはじまった

【莉乃(リノ)はかなのの鎹猫。危険を知らせてくれたあの黒猫が莉乃になった。】
________________

次は柱合会議後から始まります!

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作者名:霧幻菖蒲 | 作成日時:2020年11月1日 18時

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